Windowsの画面に飽きる。そんな日もある
朝や夜忙しくて時間がないときなどはWindows自作機を起動するのも億劫なのと、Windowsの画面ばかりというのもつまらない。
というわけで、先週末と今週末ジャンクノートPCをいじっていたのだが、その顛末を書く。
やってもーた
先週末、富士通機2台のうちSSDに換装できたほうの液晶に線が入るようになった。そこで、赤い線の入ったHDDを換装するのに大規模なバラシを必要とするPCの老朽化したHDDをSSDに換装することに挑戦することにしてみた。
サイトを見ながら換装することには成功したのだが、グリス塗替えなどと欲張っているうちにUSB 2.0が破損したので今度は液晶を移動させようとしたがこれも失敗。見事に2台全滅である。
新たなるドナー
最近、テレワークして通勤時間の文を節約させてもらっているので10インチタブレットを使って技術書を読んでいるが、品質が悪いのと残業代が結構出たので売り払うことにした。その金で買ったのがacer Travelmate P453 第3世代Core i3 M型番ノートでメモリがついていてHDDも換装できる。単に電源ボタンとACアダプタがないだけかと思っていたら、これが食わせ物だった。
SATAが動かない
SATAにSSDを入れるとSSDを選ぶ上。認識されたSSDでもOSをインストールして起動しようとするとブートデバイスがないと出てしまう。Insyde H2O BIOS、曲者である。BIOSアップデートはできるが肝心のWindowsを入れることができない。 では、Debianではと思ったが、きちんと入れてもエラーとなるというものである。
幸いUSB 3.0 インターフェイスは動くのだがここにDebianを入れてもエラーとなる。rEFIndからは起動できるので、インストールの仕方が悪いのかとライブ起動のインストーラーではなく、ライブ起動でないインストーラーからインストールするとインストール後の通常起動でも起動した。
陸戦型ガンダム化
赤い線の入ったHDDを換装するのに大規模なバラシを必要とする富士通PCでも採った手だが、SSDは雑に扱っても破損しないので、蓋の表に両面テープで固定してケーブルでつなぐようにした。バックパックをつけているようなので、さながら陸戦型ガンダムである。
ちなみに持ってないACアダプタは富士通のものと定格が同じだったので富士通のACアダプタにアルミホイルを入れて刺さるようにしてごまかした。
遊びは終わりか
もう4世代までの簡単にメモリを換装できるPCも出物がなくなっているのでもうこういうPCは出ないのかなと思う。なので、この手の遊び程度のジャンクいじりはできなくなるのかなとふと思う。
自作機があるので、ノートPCが必要となるのはタブレットでできないIMAPメールの完全消去程度である。しかもソフトはどんどん太るけどメモリを多めに積んだノートPCは高くつく。もうノートPCを買うことは当分ないのかなと思う。
Windowsがどんどん太る今こそメモリ・SSDを必要に応じて換装できるPCが必要なところだと思うのだが、腐った林檎の猿真似かそんなノートPCは出そうにない。省電力狙いならまだバラす余地のあるミニPCだろうか。
そう感じながらUbuntuもCPUの足切りを考えているというのでDebianにKDEの組み合わせで本文を書く。Debian、Ubuntuより起動早いし。