Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

陸戦型ガンダム2機目

Windowsの画面に飽きる。そんな日もある

朝や夜忙しくて時間がないときなどはWindows自作機を起動するのも億劫なのと、Windowsの画面ばかりというのもつまらない。

というわけで、先週末と今週末ジャンクノートPCをいじっていたのだが、その顛末を書く。

やってもーた

先週末、富士通機2台のうちSSDに換装できたほうの液晶に線が入るようになった。そこで、赤い線の入ったHDDを換装するのに大規模なバラシを必要とするPCの老朽化したHDDをSSDに換装することに挑戦することにしてみた。

サイトを見ながら換装することには成功したのだが、グリス塗替えなどと欲張っているうちにUSB 2.0が破損したので今度は液晶を移動させようとしたがこれも失敗。見事に2台全滅である。

新たなるドナー

最近、テレワークして通勤時間の文を節約させてもらっているので10インチタブレットを使って技術書を読んでいるが、品質が悪いのと残業代が結構出たので売り払うことにした。その金で買ったのがacer Travelmate P453 第3世代Core i3 M型番ノートでメモリがついていてHDDも換装できる。単に電源ボタンとACアダプタがないだけかと思っていたら、これが食わせ物だった。

SATAが動かない

SATASSDを入れるとSSDを選ぶ上。認識されたSSDでもOSをインストールして起動しようとするとブートデバイスがないと出てしまう。Insyde H2O BIOS、曲者である。BIOSアップデートはできるが肝心のWindowsを入れることができない。 では、Debianではと思ったが、きちんと入れてもエラーとなるというものである。

幸いUSB 3.0 インターフェイスは動くのだがここにDebianを入れてもエラーとなる。rEFIndからは起動できるので、インストールの仕方が悪いのかとライブ起動のインストーラーではなく、ライブ起動でないインストーラーからインストールするとインストール後の通常起動でも起動した。

陸戦型ガンダム

赤い線の入ったHDDを換装するのに大規模なバラシを必要とする富士通PCでも採った手だが、SSDは雑に扱っても破損しないので、蓋の表に両面テープで固定してケーブルでつなぐようにした。バックパックをつけているようなので、さながら陸戦型ガンダムである。

ちなみに持ってないACアダプタは富士通のものと定格が同じだったので富士通のACアダプタにアルミホイルを入れて刺さるようにしてごまかした。

遊びは終わりか

もう4世代までの簡単にメモリを換装できるPCも出物がなくなっているのでもうこういうPCは出ないのかなと思う。なので、この手の遊び程度のジャンクいじりはできなくなるのかなとふと思う。

自作機があるので、ノートPCが必要となるのはタブレットでできないIMAPメールの完全消去程度である。しかもソフトはどんどん太るけどメモリを多めに積んだノートPCは高くつく。もうノートPCを買うことは当分ないのかなと思う。

Windowsがどんどん太る今こそメモリ・SSDを必要に応じて換装できるPCが必要なところだと思うのだが、腐った林檎の猿真似かそんなノートPCは出そうにない。省電力狙いならまだバラす余地のあるミニPCだろうか。

そう感じながらUbuntuもCPUの足切りを考えているというのでDebianKDEの組み合わせで本文を書く。DebianUbuntuより起動早いし。

Visual StudioとWindowsのSDK、組み合わせの謎(Meiryo UIも大っきらい!! Version 3.3.1)

あれ?おかしいぞ

先週出したMeiryo UIも大っきらい!! Version 3.3.0、普通にVisual Studio 2022のコンパイラーでビルドしたらMicrosoftアンチウイルスでウイルス扱いされるので慌ててVisual Studio 2008でコンパイルした物を出したらフォントをカスタマイズするとタイトルバーが狭くなってタイトルが表示されないというバグが出た。

自分はESET使っているので闇討ちになったのだがこれはまずい。で、調べてもVisual Studio 2022だったので気づかなかったのだが、2008でビルドするとでて、2022でビルドすると出ないというおかしな事になった。

DLL Hell forever

で、考えてみるとVisual Studio 2008ではWindows 7 SDKWindows 7互換のシステムDLLを呼んでいる。Visual Studio 2022ではWindows 10 SDK 10.10.19041.0をリンクしている。WindowsフォルダのWinSxSフォルダなんて見ているとあほみたいに同じようなファイルがあって、それぞれのVisual Studio,WindowsWindowsに至っては10以降の各版に対応するSDKが呼び出すDLLがあるのだが、どうもVisual Studio 2008/Windows 7相当のDLLで外れを引いたようだ。

第3のコンパイラ

Visual Studio 2022から呼び出せるWindows 10世代のコンパイラVisual Studio 2015/2017/2019/2022は前にもアウトになったことがあった。で、MulSyncの開発中にWindows 7の確認用にネットワークから隔離したWindows 7での実地修正用に入れていたVisual Studio 2012があったのを思いだした。(怒りの)Windows 8世代のライブラリーを呼び出すコンパイラーである。

なまじプロジェクトファイルがVisual Studio 2022と同じなのでかぶるの面倒と思いながらビルドして動かしてみるとこれが当たり。ちゃんとタイトルバーも出ているし、Microsoftにも怒られない。どうやらWindows 7 SDKから呼び出されるWindows 7互換システムファイル、Visual Studio 2022ランタイムライブラリと2つ外れを引いたようだ。

まさかここで超半端世代Visual Studio 2012が役に立つとは思わなかった。Visual Studionは世代的に、

という形でグループ分けされるのだがまさかの半端世代2012が役に立つとは思わなかった。

ちなみにExpress 2012 for Desktopなのはオフライン認証できる最後のVisual Studioだからという理由一点である。

こんなんじゃいつまで経っても最新のC++使えないなぁ。

ブサイクへの膝蹴り

見た目が悪いのはちょっとイラッとくる

Meiryo UIも大っきらい!!を開発していて、各国語版の確認をしているとイラッとくることがあった。

「他国のUIフォント皆まともじゃないか!」

Segoe UIはWindows Vistaから洗練を重ねたフォント、中国の簡体字、台湾の繁体字、ともにUIフォントはClearTypeとマッチしており、見栄え的にも良い。

一方日本語フォント。Yu Gothic UIはClearTypeを生かせてなくて貧相、Meiryo UIは論外ということである。ということで今まではMS UI Gothicを当ててきたが、さすがに日本語だけビットマップというのは恥ずかしくなってきた。

ということで、UIフォント?何それ?とばかりにある物でまともそうな物を当てることにした。

  • Windows 10後期/11:BIZ UDPゴシック(中華圏のUIフォントと案外似てる)
  • Windows 10前期(LTSCのような物が入る):游ゴシック Medium
  • Windows 8.1:游ゴシック
  • Windows 7:MS UIゴシック(メイリオだと誤解を生むので)

これで、だいぶ見栄えが良くなったという物である。

それにしてもUIフォントのダサさとOSごとのシステムフォントの一貫性のなさに振り回される日本、何考えてるんだろう中の人。

行き倒れのおじさんを拾う

つい血が騒ぐ

2024/1/14、父がどうしても行きたいというので竹駒神社どんと祭に行った帰り、渋滞を避けるのと名取のハードオフとその先の橋を紹介するために名取のハードオフに行くと、LIFEBOOK AがHDD、アダプタなしで転がっていた。USB 3.0はないからどう見てもSandyおじさんだなと思いながら、ここ数年、買い物運が悪い癖に血が騒いで買ってしまう。富士通の3世代i3M型番があるけどストレージ交換しやすいのでおもちゃにはなるだろう。2,200円。

続きを読む

もう一つのCPU足切り?に備える(Ubuntu)

もう一つのデバイス足切りだと?

ふと、

gihyo.jp

の記事を見て、「あ、うちのノートPCIvy Bridgeこと第3世代Core iシリーズかそれ以前しかないや。こいつらも手を打つか。」ということで、

tatsu-syo.hatenablog.jp

に続いて、中古&ジャンクノートPC軍団にも手を入れることにした。

伴走者NAS役ノート

AMD E-450な伴走者NAS役ノートについてはもうUbuntuな意味ないからDebian & LXDEで行くことにした。

/homeのドライブ・パーティションを分けていたので後は前Ubuntuでやってた手順を追って完了。これは前と同じ手順で済んだので案外楽勝。うん、これが源流という物か。Ubuntu由来のufwDebianに来てたので完璧。

富士通弁当箱ノート

次はHDD換装を諦めて外付けSSDで起動している富士通弁当箱な第3世代Core i3 M型番マシン。

最初は本家Ubuntuで2027年4月まで逃げて、その後はそのとき考えようと思った。

やるのはsudo apt install ubuntu-desktop一発。起動画面はXubuntu、起動するのはUbuntuという詐欺のようなマシンになった。

ソフトとかも引き継いでこれでいいかなと思ったが、問題が一つ。「狭い!」

最初はストレージやメモリなどの関係からXubuntuでやってたけどSSDとメモリ8GBが揃うとUbuntuでも問題自体はなくなったのだが、Gnomeのタスクバー兼ランチャーと上のステータス表示が常駐していると1366*768ノートにはどうにも狭苦しくてしょうがない。それに、UbuntuGnome以外のデスクトップ環境のサポートが3年なので下手するとハードウェアの寿命の方が勝ってしまう。

ということで、伴走者NAS役ノートで使った媒体でDebian & LXDE。USB WiFiドングルのドライバ事情が変わっていて戸惑った以外は時間の問題。UserLAndの時はリポジトリとしてのUbuntu & LXDEが一番やりやすかったが、生PCだとXfceの方が作り的に良かったかなと思ったり。メモリのアドバンテージもClam AV入れるとそれほどでもなくなるし。

スーパーサブLatitude

4,400円第3世代Core i5 M型番Latitudeの電源ボタンが使えるけどやや曲がってるのでスーパーサブなマシン。

こちらはフルHDなので画面狭い問題がないことから先ほどのXubuntu詐欺Ubuntuにしても問題ないのでそれで終わり。

ただ自分の会社ではリモートワークを場合によっては選択することができるのだが、使えそうなノートPCの2024年1月現在の仙台のノートPC相場から封印とする。

自分の会社ではリモートワークする際はUSB起動のLinuxでマシンを起動することになるのとUSB起動のLinuxはやや古いマシンでも起動できるよう古めのLinuxでバージョン固定されているので古めのマシンが必要になる。第9世代まではいけることが分かったがWindows 11が使える第8世代以降は高いので却下。Ryzen系は新しすぎて動かない可能性があるのでこれも却下。

となると第7世代までのフルHDが出るノートPCとなるのだが、仙台は中古マシンが高い。見た目のきれいさだけで値段つけてるんじゃないかというくらい高い。Windows 11に見捨てられても、低コスト省電力で第6/7世代ノート用CPUより性能が高いN100が出てもまだ値崩れしてないという始末。リモートワークはメインでないので中古狙いは中途半端すぎるので却下。それにこの頃からはU型番が主力なのでCPU性能的には電力に目をつぶるとか見劣りしないし。リモートワークは非常時および通勤時間稼ぎのオプション程度なので電力コスト差も広がらない。

仙台はジャンクも出回りが悪いので賭けるチャンスが低く、出てきても今の4,400円第三世代Core i5 M型番Latitudeより高かったり、性能が低かったりする上にリスクが高いので却下。

そんな仙台の中古&ジャンク事情なのでリモートワーク用に使っている電源ボタンがまともな方の同じマシンもジャンク由来な事を考慮して、壊れたときの予備としてフルHDの出る第3世代Core i5 M型番Latitudeは非常用として封印することにする。

リモートワーク用Latitude

普段暮らしは伴走者NAS役ノートと富士通弁当箱ノートやタブレット組、週末フリーソフト作家やるときと関連質問が来たときの対応にWindows自作機で済むのとIPv4 over IPv6もそれなりにCPUパワーが必要なので、リモートワーク用で壊れるまで固定。下手したらSSD外しても良いのかもしれない。

その他

AndroidXperia 10 IIだけど、タブレット組とバージョン1つ差(MS製品サポート1年差)しかないのと、最近Androidタブレットが充実しているのでタブレットは壊れたら買い換えの方が良いという気がしてしょうがない。となるとXperia 10 II封印する意味があるのかが分からなくなってきた。ミドルレンジ以下のスマホの進歩が停滞しているから新しい方を延命した方が良いかとさえ思ってくる。さて、どうするか。

行くデバイス

今度は今年役目を終えたものについて書いてみるかぁ

さっきははてなの新機能に乗ってみたので今度は今年寿命を迎えたり劣化したりしたデバイスについて書いてみようかと。

Android

HUAWEI MediaPad M3 Lite 10

2017年に買ったタブレットGoogle ChromeAndroid 7サポート終了でGoogle ChromeはOSのコンポーネントということもあって事実上外部ネットワークに繋げなくなったので、まだ生きているけど外部ネットワークに繋げなくなったので一部の役目を終えたということでこの枠入り。

今はNo root Firewallでなるべく外部から遮断して流出したらまずいファイルを置かないようにした上で、VLC、ファイルマネージャー+で家内メディアプレイヤー、あと試行錯誤・ロマン枠としてUserLAndを使ってエコシステムとしてのUbuntu+LibreOfficeと。ついでに目覚まし時計。

XPERIA 10 II

位置ゲー蔵王ペンション街のためのドコモもやむにやまれず4G/5G同一周波数兼用を始めたというのと端末のメーカーサポート切れ、働き方の変化のためこの枠入り。

今は、外部から会社に対してTeamsで通話する時自社ネットワークの関係上自社ネットを使えないのでAndroid 12ということを活かしてMSがAndroid 11でのTeamsサポートを切った時Teams用にするため休眠中。

その前にAndroid 11で終わるデバイスが2台あるのでそっち使い切るのが優先。

PC編

内蔵カードリーダー

先のAndroidの転用ラッシュでカードリーダーを使う用途が多かったのだが、気がついたらSD/Micro SD両スロットが使えなくなって使いみちがなくなったのであまり活躍できなかったが破棄。とりあえず、SDXC読めるのが1個しかないとコピーで困るので1台外付けを確保。

電源

GeForce GTX 1650の位置づけを微妙にしたAntec 450W電源。容量合わせでGeForce GTX 1650買って2ヶ月後にスリープできなくなるくらい部品が弱っていたので普段使い設定では気がつくとすぐスリープする一応エコを意識したWindows 11用には向かないので7年の生涯を終える。

IDE HDD

容量が微妙なので放置していたらケースが故障していたので、裸でUSB 2.0変換ケーブルつけて外付けにした本来は内蔵用のDVD Multiドライブの変換ケーブルを使ってゼロクリアして廃棄。

これで家にIDE HDDがなくなった。ちょっと感慨深いかも。

HDDケース

昨日、マシンのイメージバックアップを採ろうとしたらイメージバックアップ終盤で突如接続が切れてイメージバックアップに失敗することが頻発した。作りが華奢なので微妙な位置づけにいた別のHDDを入れていたケースと交換するとイメージバックアップに成功したので、部品の劣化ということで当面は二軍落ち。

PCについてはこれで大体2020,2021年組パーツの自作機と2022,2023年組パーツの自作機になったのである程度年式管理がしやすくなったと言えるのかもしれない。

総理大臣と財務省が投資もしない日本の企業がヘタレだという事実が明らかにも関わらず金利を低くしすぎたせいで円安になってPC関係の部品が高いので来年はPC関係は壊れないでほしいなぁ。

今年の買い物とマルチスタイルワークのマイベストアイテム

買ってよかった2023かぁ。

お題が「買ってよかった2023」ですか。今年はPC・Androidバイスに色々振り回された年だったのですが。

というわけで、ここでは良かったアイテムと微妙だったアイテムを挙げてみます。

DELL U2723QX(家)

コロナウイルスの5類移行で職場勤務が多くなったのでフルHDモニターを2つにして冗長性を確保する必要性が薄れたので4Kモニターにしようということで買った品。画質も良いし、スタンドも便利なので満足感があるのと自作ソフト作成の勉強にもなったのでこれを挙げる。

Logicool K295(とりあえず会社、もう1台買っても良いかも)

これはたまたま中古で出ていたものを買ったのですがキータッチがスムーズでぐらつきがなく素直なので結果として無理なく押せるので静音になるキーボード。中古で運良く出会えたのとエレコムの自称静音キーボードがキーストローク設計や押下のスムーズさなどリコールまでは行かないけど駄作だったので気分的に救われた一品。

エレコムの自称静音キーボードは厄落としとして3枚全て処分しました。

ジャンクLatitude E5530 2台目(シンクライアント役)

2022年に会社マシンが下にしか置けないタスクバーを持ったWindows 11が相手ならフルHDノートを買わざるを得ない。というわけで買ったLatitude E5530の2台目。自分の行くハードオフでは中古はあるけどジャンクはやたら高いかCeleronかその両方ということが多いので4,000円台で買えたフルHD 第3世代i5ノートは仙台としては貴重なので2台体制にできたのは良かったと言える。テレワークこそ少なくなったけど雑多な作業でリモートアクセスすることはあるので現行マシンでは動くかどうか不安なUSB Linuxでリモートアクセスをするしかない自分にとっては買ってよかった物入りである。

で、初代シンクライアント富士通1366*768マシンは平日の省電力用としてまさに今、これを書いています。HDDは流石に死にかけ、分解は難しいというものなので外付けSSDからXubuntu & Vivaldiというコンビです。外付けSSDは特価品を天板に両面テープ固定という陸戦型ガンダムスタイル。

Redmi Note 11 Pro 5G

社内事情でテレワークを減らすというで社内で電子書籍を社内で見るのと使っていたXPERIA 10 IIが2年経ってサポートが終わったのとメールアドレス持ち出しができるようになったのをきっかけにahamoにしたことでキャリア端末に縛られることがなくなったので(自分の会社から携帯電話への連絡アドレスはキャリアメールのような身元保証があるものが好まれるので)購入。

純粋に画面幅が大きくなったのとハードウェアスペックが上がったのでKindle用に最適化された技術書を見るときに活躍しているうえ、最初からAvastがいるのでセキュリティソフトいらずというのも大きい。商売っ気広告が多いのでそのへんはあれだけど。

電池を保たせるためあえてリフレッシュレート120hzを使わないとか、独自高速充電アダプタを急ぎの時以外は使わないとかもったいなくてプリインゲーム遊んでないとか、使えてないところもあるけどまぁ、マイナスにはならないので。

▶ 【PR】はてなブログ 「AIタイトルアシスト」リリース記念 特別お題キャンペーン
お題と新機能「AIタイトルアシスト」についてはこちら!
by はてなブログ

買ってよかった2023 参加です。

続きを読む

UserLAndでWebブラウザを動かす

やっぱりブラウザがないと

UserLAnd上のUbuntuで日本語も打てるようになってだいぶ実用的に使えるようになった。そうなるとWebブラウザが欲しくなるが、今時のブラウザはBlink系にしてもFirefoxにしてもrootが所有するディレクトリが必要になるのでUserLandでは動かない。

で、ふと思った。Firefoxが今のアーキテクチャになるはるか前にフォークしたPalemoonあたりいけるんじゃないかと。

Palemoonはrootが必要なサンドボックスやマルチプロセスがFirefoxに入る前にフォークしたのでサンドボックスとかがないから動くのではないかと。

aarch 64ビルドないかなと思って探してみると更にフォークした Basilisk というブラウザを見つけた。これにはaarch 64ビルドがある。

www.basilisk-browser.org

tar.xzの生バイナリで配布されているのでいったん展開して、実行ファイルbasiliskをシェルから動かしてみる。こいつ、動くぞ。

どのように動くかを見た後、展開したディレクトリを/optの下に移動し、

ln -s /opt/basilisk/basilisk /usr/bin/basilisk

として、パスのかかったところから起動するようにした。後はデスクトップ環境のデフォルトブラウザにも設定して完了。

これで、デスクトップ級のオフィスもスマホ系OSのブラウザと見なされないWebブラウザも使えるようになった。

AndroidVivaldiはPCブラウザ表示モードが強いが、サイトによってはスマホ由来ブラウザとばれるときもあるし、Collabora Officeという本家LibreOfficeのダウンロードでも案内されるAndroidアプリも10.1インチ以下のタブレットでも広告を出し始めたMicrosoft Officeを補完する物として素敵ではあるが、スピードはともかくPC級ソフトが動くというのは実に強い。

キーボードとマウスがあればパソコン的に使えるぞ、これ。

Windowsのデジタルライセンスを修復する

Windowsのデジタルライセンスを修復する

Windowsのデジタルライセンスの管理状態がおかしくなってアクティベーションできなくなっていた事態の修復を行ったので顛末を記す。

デジタルライセンスの修復手順

デジタルライセンスの状態がおかしくなっていることの確認

デジタルライセンスが付与されたパッケージ版でないWindows 7/8.1からアップグレードしたライセンスを再アクティベーションするときに、「ハードウェアを変更しました」を選択した後、修復するライセンスが複数表示され、どれを選択しても亜ティベーションできないときはMicrosoftアカウント内の1つのデジタルライセンスに対するデジタルライセンス登録状態がおかしくなっているようだ。

この状態で再アクティベーションすると、複数表示されるどのデジタルライセンスを選んでも再アクティベーションに失敗するという事態が発生した。

ここまでが、2023年11月12日日曜日の話。

デジタルライセンスの状態修復

ふと、デジタルライセンスの状態って確認できるのだろうかと調べると

Micsoroftアカウントのページにデバイスの項目があった。

account.microsoft.com

これを見るとデバイスに再アクティベーションができなかったデバイスWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたデジタルライセンスの組が2つあった。

これはどう考えても数が合わないので1組を削除してデジタルライセンスのつじつまを合わせた。

ライセンス数が合っていればちゃんとデジタルライセンスの紐付けができるのではないかと思い、Windows 12の数年後の登場を読んで、大きめのSSDを入れたマシンにWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたライセンスを手元にあったWindows 11 22H2のUSBメモリを使って、Windows 7のライセンスを入力し、新たにパーティションを作ってデジタルライセンスを持つMicrosoftアカウントでセットアップした。

すると、ライセンス状態がデジタルライセンスで正常に認識される状態になった。

どうやら、正当な条件・手順を踏んでもデジタルライセンスで再アクティベーションできない時は何らかのきっかけによって1つのデジタルライセンスに対する内部の管理数の状態がおかしくなっているようだ。

すでにアップグレードしたライセンスには影響はなかった

tatsu-syo.hatenablog.jp

で書いたように、BIOSアップグレード後、Windows 7から11にアップグレードしたセブンイレブンなライセンスがアクティベーションできなくなったのを2023年10月にWindows 7から11にアップグレードする裏仕様がなくなったので、それの影響かと思ってアマゾンでパッケージ版Windows 11を買ってインストール済みのWindows 11はパッケージ版のWindows 11にしたが、どうも新規にWindows 7/8から10/11にアップグレードするのがアウトで、既存のデジタルライセンスには影響はないようだ。

でないとストレージ故障による交換といったマシンの根幹は変わらない修理やパッケージ版のアップグレードでライセンスの紐付けを切って移管するという正当な行為ができなくなるという物である。

とはいえ、どうなるのかは分からないのでやはりWindows 7/8→10/11にアップグレードしたマシンを派手にいじくり回すのは控えた方が良さそうだ。

余談

どうもこれでWindows 11が増殖したということになった。入れたWindows 11どう使おう?

Windows 11のアップグレード条件と満たさない既存インストールの扱いを考える

ハード変更なしでWindows 11のアクティベーションが切れた!

12世代Core i5マシンでMeiryo UIも大っきらい!!の開発をしていて、さあ海外言語でのテストをしようと思っていたらWindows 11のアクティベーションが切れていたことに気がついた。

流石に純然たるWindows 11のライセンスがないのは個人でも職業でもWindowsソフトウェア開発者をやってる身としてまずいので信頼できて調達が速いアマゾンからライセンスを購入して事なきを得たが、色々と不思議な点があったのでこんな事例もあったということでことで参考になればと書いてみる。

今までの整理

今までのライセンス保持状況は以下の通りで2台の自作機に対し、次のライセンスを充てていた。

アクティベーションが切れたのは自作機2、Windows 10アップグレード経験なしのWindows 11である。

きっかけはBIOSアップデート

昨日2台の自作機ともBIOSアップデートをかけた。1台目の第9世代Core i5機はUEFI段階でのCPUマイクロコードアップデートのため、2台目の第12世代Core i5機は(しないけど)一応第14世代も使えるようにしておくことと省電力チューン(政治のバカ!)の最適化のためである。

その際、2台目の第12世代Core i5機でアクティベーションの更新を求められて、Windows 7/8からのWindows 10/11へのアップグレードは2023年9月に終了していたのでアクティベーションの際にWindows 10アップグレード経験なしということから現在のライセンス条件との不整合となってアクティベーションが切れたというわけである。

どのみち、パッケージ版Windows 11のライセンスはいずれは仮想マシン用に1つは持っておこうと考えていたので、このライセンスは普通にWindows 11で使ってサポート切れが近づいたら仮想マシンに移そうと思っていたので時期の違いだけなのだが色々と解せないことが残った。

アップグレード条件・ライセンスチェックの契機は何だったんだろう?

今回、Windows 8→10→11のライセンスはまだトリガーがないので失効しなかったがWindows 10にアップグレードした経験のないWindows 7→11のライセンスは失効した。ここでもう一つのWindows 11のためにライセンス条件がどうなっているかが気になった。

というのも今回自作ソフトの検証の都合でWindows 11 22H2と23H2が混在したこと、BIOSアップグレードによりアクティベーションが入ったこと、Windows 10/11への無償アップグレードが打ち切られたWindows 7/8のライセンスが混在しているからである。

まず、Windows 11 22H2と23H2の混在。これはライセンス条件との関係は低いと思われる。なぜなら、23H2になった時点でアップグレードライセンス条件が変わったのであればアップグレードした時点でライセンスが切れるためである。

次にWindows 7/8→Windows 10へのアップグレードを経てWindows 11にアップグレードしたライセンスの扱いである。

このライセンスが最初がWindows 10のライセンスとして扱われるのであればWindows 11にアップグレードすることはできるのだが、最初がWindows 10のライセンスとは別の扱いとなると、ストレージ構成変更による交換やソフトウェアトラブルによる再インストールのときにWindows 10/11としては使えなくなるためである。

自分の場合は自作機1 第9世代Core i5機のWindows 11がこのケースに該当するため気になるところである。Visual Studioやプリンタのデバイスドライバなどの関係でWindows 10が動く実機を動く限りは残したいのでネットワークを無効化したWindows 10と他のOSのマルチブートを狙っている。何らかのときに、Windows 11(12?)買い直しになるかならないかは金銭的に決して安くないのと使い方の問題から切実な問題である。

実用と向学を兼ねたUbuntuマシンにするという手もありといえばありではあるが。

というわけで、Windows 7/8からWindows 10/11にアップグレードしたOSを使っている人はハードウェア変更に

続きを読む