Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

行くデバイス

今度は今年役目を終えたものについて書いてみるかぁ

さっきははてなの新機能に乗ってみたので今度は今年寿命を迎えたり劣化したりしたデバイスについて書いてみようかと。

Android

HUAWEI MediaPad M3 Lite 10

2017年に買ったタブレットGoogle ChromeAndroid 7サポート終了でGoogle ChromeはOSのコンポーネントということもあって事実上外部ネットワークに繋げなくなったので、まだ生きているけど外部ネットワークに繋げなくなったので一部の役目を終えたということでこの枠入り。

今はNo root Firewallでなるべく外部から遮断して流出したらまずいファイルを置かないようにした上で、VLC、ファイルマネージャー+で家内メディアプレイヤー、あと試行錯誤・ロマン枠としてUserLAndを使ってエコシステムとしてのUbuntu+LibreOfficeと。ついでに目覚まし時計。

XPERIA 10 II

位置ゲー蔵王ペンション街のためのドコモもやむにやまれず4G/5G同一周波数兼用を始めたというのと端末のメーカーサポート切れ、働き方の変化のためこの枠入り。

今は、外部から会社に対してTeamsで通話する時自社ネットワークの関係上自社ネットを使えないのでAndroid 12ということを活かしてMSがAndroid 11でのTeamsサポートを切った時Teams用にするため休眠中。

その前にAndroid 11で終わるデバイスが2台あるのでそっち使い切るのが優先。

PC編

内蔵カードリーダー

先のAndroidの転用ラッシュでカードリーダーを使う用途が多かったのだが、気がついたらSD/Micro SD両スロットが使えなくなって使いみちがなくなったのであまり活躍できなかったが破棄。とりあえず、SDXC読めるのが1個しかないとコピーで困るので1台外付けを確保。

電源

GeForce GTX 1650の位置づけを微妙にしたAntec 450W電源。容量合わせでGeForce GTX 1650買って2ヶ月後にスリープできなくなるくらい部品が弱っていたので普段使い設定では気がつくとすぐスリープする一応エコを意識したWindows 11用には向かないので7年の生涯を終える。

IDE HDD

容量が微妙なので放置していたらケースが故障していたので、裸でUSB 2.0変換ケーブルつけて外付けにした本来は内蔵用のDVD Multiドライブの変換ケーブルを使ってゼロクリアして廃棄。

これで家にIDE HDDがなくなった。ちょっと感慨深いかも。

HDDケース

昨日、マシンのイメージバックアップを採ろうとしたらイメージバックアップ終盤で突如接続が切れてイメージバックアップに失敗することが頻発した。作りが華奢なので微妙な位置づけにいた別のHDDを入れていたケースと交換するとイメージバックアップに成功したので、部品の劣化ということで当面は二軍落ち。

PCについてはこれで大体2020,2021年組パーツの自作機と2022,2023年組パーツの自作機になったのである程度年式管理がしやすくなったと言えるのかもしれない。

総理大臣と財務省が投資もしない日本の企業がヘタレだという事実が明らかにも関わらず金利を低くしすぎたせいで円安になってPC関係の部品が高いので来年はPC関係は壊れないでほしいなぁ。

今年の買い物とマルチスタイルワークのマイベストアイテム

買ってよかった2023かぁ。

お題が「買ってよかった2023」ですか。今年はPC・Androidバイスに色々振り回された年だったのですが。

というわけで、ここでは良かったアイテムと微妙だったアイテムを挙げてみます。

DELL U2723QX(家)

コロナウイルスの5類移行で職場勤務が多くなったのでフルHDモニターを2つにして冗長性を確保する必要性が薄れたので4Kモニターにしようということで買った品。画質も良いし、スタンドも便利なので満足感があるのと自作ソフト作成の勉強にもなったのでこれを挙げる。

Logicool K295(とりあえず会社、もう1台買っても良いかも)

これはたまたま中古で出ていたものを買ったのですがキータッチがスムーズでぐらつきがなく素直なので結果として無理なく押せるので静音になるキーボード。中古で運良く出会えたのとエレコムの自称静音キーボードがキーストローク設計や押下のスムーズさなどリコールまでは行かないけど駄作だったので気分的に救われた一品。

エレコムの自称静音キーボードは厄落としとして3枚全て処分しました。

ジャンクLatitude E5530 2台目(シンクライアント役)

2022年に会社マシンが下にしか置けないタスクバーを持ったWindows 11が相手ならフルHDノートを買わざるを得ない。というわけで買ったLatitude E5530の2台目。自分の行くハードオフでは中古はあるけどジャンクはやたら高いかCeleronかその両方ということが多いので4,000円台で買えたフルHD 第3世代i5ノートは仙台としては貴重なので2台体制にできたのは良かったと言える。テレワークこそ少なくなったけど雑多な作業でリモートアクセスすることはあるので現行マシンでは動くかどうか不安なUSB Linuxでリモートアクセスをするしかない自分にとっては買ってよかった物入りである。

で、初代シンクライアント富士通1366*768マシンは平日の省電力用としてまさに今、これを書いています。HDDは流石に死にかけ、分解は難しいというものなので外付けSSDからXubuntu & Vivaldiというコンビです。外付けSSDは特価品を天板に両面テープ固定という陸戦型ガンダムスタイル。

Redmi Note 11 Pro 5G

社内事情でテレワークを減らすというで社内で電子書籍を社内で見るのと使っていたXPERIA 10 IIが2年経ってサポートが終わったのとメールアドレス持ち出しができるようになったのをきっかけにahamoにしたことでキャリア端末に縛られることがなくなったので(自分の会社から携帯電話への連絡アドレスはキャリアメールのような身元保証があるものが好まれるので)購入。

純粋に画面幅が大きくなったのとハードウェアスペックが上がったのでKindle用に最適化された技術書を見るときに活躍しているうえ、最初からAvastがいるのでセキュリティソフトいらずというのも大きい。商売っ気広告が多いのでそのへんはあれだけど。

電池を保たせるためあえてリフレッシュレート120hzを使わないとか、独自高速充電アダプタを急ぎの時以外は使わないとかもったいなくてプリインゲーム遊んでないとか、使えてないところもあるけどまぁ、マイナスにはならないので。

▶ 【PR】はてなブログ 「AIタイトルアシスト」リリース記念 特別お題キャンペーン
お題と新機能「AIタイトルアシスト」についてはこちら!
by はてなブログ

買ってよかった2023 参加です。

続きを読む

UserLAndでWebブラウザを動かす

やっぱりブラウザがないと

UserLAnd上のUbuntuで日本語も打てるようになってだいぶ実用的に使えるようになった。そうなるとWebブラウザが欲しくなるが、今時のブラウザはBlink系にしてもFirefoxにしてもrootが所有するディレクトリが必要になるのでUserLandでは動かない。

で、ふと思った。Firefoxが今のアーキテクチャになるはるか前にフォークしたPalemoonあたりいけるんじゃないかと。

Palemoonはrootが必要なサンドボックスやマルチプロセスがFirefoxに入る前にフォークしたのでサンドボックスとかがないから動くのではないかと。

aarch 64ビルドないかなと思って探してみると更にフォークした Basilisk というブラウザを見つけた。これにはaarch 64ビルドがある。

www.basilisk-browser.org

tar.xzの生バイナリで配布されているのでいったん展開して、実行ファイルbasiliskをシェルから動かしてみる。こいつ、動くぞ。

どのように動くかを見た後、展開したディレクトリを/optの下に移動し、

ln -s /opt/basilisk/basilisk /usr/bin/basilisk

として、パスのかかったところから起動するようにした。後はデスクトップ環境のデフォルトブラウザにも設定して完了。

これで、デスクトップ級のオフィスもスマホ系OSのブラウザと見なされないWebブラウザも使えるようになった。

AndroidVivaldiはPCブラウザ表示モードが強いが、サイトによってはスマホ由来ブラウザとばれるときもあるし、Collabora Officeという本家LibreOfficeのダウンロードでも案内されるAndroidアプリも10.1インチ以下のタブレットでも広告を出し始めたMicrosoft Officeを補完する物として素敵ではあるが、スピードはともかくPC級ソフトが動くというのは実に強い。

キーボードとマウスがあればパソコン的に使えるぞ、これ。

Windowsのデジタルライセンスを修復する

Windowsのデジタルライセンスを修復する

Windowsのデジタルライセンスの管理状態がおかしくなってアクティベーションできなくなっていた事態の修復を行ったので顛末を記す。

デジタルライセンスの修復手順

デジタルライセンスの状態がおかしくなっていることの確認

デジタルライセンスが付与されたパッケージ版でないWindows 7/8.1からアップグレードしたライセンスを再アクティベーションするときに、「ハードウェアを変更しました」を選択した後、修復するライセンスが複数表示され、どれを選択しても亜ティベーションできないときはMicrosoftアカウント内の1つのデジタルライセンスに対するデジタルライセンス登録状態がおかしくなっているようだ。

この状態で再アクティベーションすると、複数表示されるどのデジタルライセンスを選んでも再アクティベーションに失敗するという事態が発生した。

ここまでが、2023年11月12日日曜日の話。

デジタルライセンスの状態修復

ふと、デジタルライセンスの状態って確認できるのだろうかと調べると

Micsoroftアカウントのページにデバイスの項目があった。

account.microsoft.com

これを見るとデバイスに再アクティベーションができなかったデバイスWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたデジタルライセンスの組が2つあった。

これはどう考えても数が合わないので1組を削除してデジタルライセンスのつじつまを合わせた。

ライセンス数が合っていればちゃんとデジタルライセンスの紐付けができるのではないかと思い、Windows 12の数年後の登場を読んで、大きめのSSDを入れたマシンにWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたライセンスを手元にあったWindows 11 22H2のUSBメモリを使って、Windows 7のライセンスを入力し、新たにパーティションを作ってデジタルライセンスを持つMicrosoftアカウントでセットアップした。

すると、ライセンス状態がデジタルライセンスで正常に認識される状態になった。

どうやら、正当な条件・手順を踏んでもデジタルライセンスで再アクティベーションできない時は何らかのきっかけによって1つのデジタルライセンスに対する内部の管理数の状態がおかしくなっているようだ。

すでにアップグレードしたライセンスには影響はなかった

tatsu-syo.hatenablog.jp

で書いたように、BIOSアップグレード後、Windows 7から11にアップグレードしたセブンイレブンなライセンスがアクティベーションできなくなったのを2023年10月にWindows 7から11にアップグレードする裏仕様がなくなったので、それの影響かと思ってアマゾンでパッケージ版Windows 11を買ってインストール済みのWindows 11はパッケージ版のWindows 11にしたが、どうも新規にWindows 7/8から10/11にアップグレードするのがアウトで、既存のデジタルライセンスには影響はないようだ。

でないとストレージ故障による交換といったマシンの根幹は変わらない修理やパッケージ版のアップグレードでライセンスの紐付けを切って移管するという正当な行為ができなくなるという物である。

とはいえ、どうなるのかは分からないのでやはりWindows 7/8→10/11にアップグレードしたマシンを派手にいじくり回すのは控えた方が良さそうだ。

余談

どうもこれでWindows 11が増殖したということになった。入れたWindows 11どう使おう?

Windows 11のアップグレード条件と満たさない既存インストールの扱いを考える

ハード変更なしでWindows 11のアクティベーションが切れた!

12世代Core i5マシンでMeiryo UIも大っきらい!!の開発をしていて、さあ海外言語でのテストをしようと思っていたらWindows 11のアクティベーションが切れていたことに気がついた。

流石に純然たるWindows 11のライセンスがないのは個人でも職業でもWindowsソフトウェア開発者をやってる身としてまずいので信頼できて調達が速いアマゾンからライセンスを購入して事なきを得たが、色々と不思議な点があったのでこんな事例もあったということでことで参考になればと書いてみる。

今までの整理

今までのライセンス保持状況は以下の通りで2台の自作機に対し、次のライセンスを充てていた。

アクティベーションが切れたのは自作機2、Windows 10アップグレード経験なしのWindows 11である。

きっかけはBIOSアップデート

昨日2台の自作機ともBIOSアップデートをかけた。1台目の第9世代Core i5機はUEFI段階でのCPUマイクロコードアップデートのため、2台目の第12世代Core i5機は(しないけど)一応第14世代も使えるようにしておくことと省電力チューン(政治のバカ!)の最適化のためである。

その際、2台目の第12世代Core i5機でアクティベーションの更新を求められて、Windows 7/8からのWindows 10/11へのアップグレードは2023年9月に終了していたのでアクティベーションの際にWindows 10アップグレード経験なしということから現在のライセンス条件との不整合となってアクティベーションが切れたというわけである。

どのみち、パッケージ版Windows 11のライセンスはいずれは仮想マシン用に1つは持っておこうと考えていたので、このライセンスは普通にWindows 11で使ってサポート切れが近づいたら仮想マシンに移そうと思っていたので時期の違いだけなのだが色々と解せないことが残った。

アップグレード条件・ライセンスチェックの契機は何だったんだろう?

今回、Windows 8→10→11のライセンスはまだトリガーがないので失効しなかったがWindows 10にアップグレードした経験のないWindows 7→11のライセンスは失効した。ここでもう一つのWindows 11のためにライセンス条件がどうなっているかが気になった。

というのも今回自作ソフトの検証の都合でWindows 11 22H2と23H2が混在したこと、BIOSアップグレードによりアクティベーションが入ったこと、Windows 10/11への無償アップグレードが打ち切られたWindows 7/8のライセンスが混在しているからである。

まず、Windows 11 22H2と23H2の混在。これはライセンス条件との関係は低いと思われる。なぜなら、23H2になった時点でアップグレードライセンス条件が変わったのであればアップグレードした時点でライセンスが切れるためである。

次にWindows 7/8→Windows 10へのアップグレードを経てWindows 11にアップグレードしたライセンスの扱いである。

このライセンスが最初がWindows 10のライセンスとして扱われるのであればWindows 11にアップグレードすることはできるのだが、最初がWindows 10のライセンスとは別の扱いとなると、ストレージ構成変更による交換やソフトウェアトラブルによる再インストールのときにWindows 10/11としては使えなくなるためである。

自分の場合は自作機1 第9世代Core i5機のWindows 11がこのケースに該当するため気になるところである。Visual Studioやプリンタのデバイスドライバなどの関係でWindows 10が動く実機を動く限りは残したいのでネットワークを無効化したWindows 10と他のOSのマルチブートを狙っている。何らかのときに、Windows 11(12?)買い直しになるかならないかは金銭的に決して安くないのと使い方の問題から切実な問題である。

実用と向学を兼ねたUbuntuマシンにするという手もありといえばありではあるが。

というわけで、Windows 7/8からWindows 10/11にアップグレードしたOSを使っている人はハードウェア変更に

続きを読む

UserLAndで日本語入力できるデスクトップ環境作ってみた(2023年版)

UserLAndでAndroidタブレットを生かす

Chromeのサポート打ち切りでPWAが使えないタブレット、他でもChromeののコンポーネント使っているだろうということでアンインストールや無効化でアップデートを削除するなどして、メインストレージを20GB位空けた。

これならLinuxいけるので、UserLAndを使って使い道を増やすことにした。

下準備

まず、Wifiにつないでおくのは当然としておいてBluetoothキーボードとマウスもつなげておきたい。でないとまともに使えないので。また、作業がどうしても長くなるので充電しながらというむちゃをせざるを得ないことがあるのでキーボードとマウスにはBluetoothを使いたいところである。

千里の先も一歩から

まず、UserLAndを起動したらUbuntuを選択し、GUIでスタートする。

最初の起動ではターミナルが1個起動している。まずはここからすべてが始まる。

まずは必要なファイルのダウンロードから始める。

ターミナルから次のコマンドを入力する。

sudo apt update
sudo apt upgrade

次に、セットアップ作業で必要なvimとコンソールから選択操作をするのに使うdialogを事前にインストールしておく。

sudo apt install dialog
sudo apt install vim

vimを入れた時点でDPIを決めておくのも後々効くと思う。

自分は 1920*1200 10.1インチだったので、.Xresources に

Xft.dpi: 144

と書いて、Windowsの表示スケール換算150%設定にしてからこの後の作業をスタートした。

デスクトップ環境を作る

最初の起動ではターミナルが起動しているだけなので、作業しやすいようLXDEを先に入れる。

ターミナルから次のコマンドを入力する。

sudo apt -y install lxde-common
sudo apt -y install lxde-core
sudo apt -y install lxde

ダウンロードとインストールには時間がかかるのでここは気長に。

インストールが終了したら、vi(m)の登場。ホームディレクトリに .Xinitrc というファイルを作成し、次の行を入力する。

exec /usr/bin/startlxde

これで、見やすいターミナルが入ったLXDEが使えるようになるので、いったん切断してセッションを終了し、再度Ubuntuを起動する。

起動した暁にはLXDEのデスクトップが表示される。

日本語化

LXDEの仲間である見やすいターミナルLXTerminalが使えるようになるので次は日本語化を進める。この辺も入れる物が多いのでここも気長に。

sudo apt install fonts-noto-cjk-extra
sudo apt install -y language-pack-ja-base
sudo apt install -y language-pack-ja
apt install task-japanese-desktop

apt -y install task-japanese-desktop 
apt -y install locales

次に、UserLAndではGUIからのロケール設定ができないので、ターミナルから以下のコマンドを入力する。

dpkg-reconfigure locales

ここで、ja_JP.UTF8を2回選ぶ。

また、.profileにロケール設定を追記する。

export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8

これで多くのソフトが日本語で表示されるようになる。

日本語入力をできるようにする

今までできていなかった日本語入力をできるようにする。

sudo apt install fcitx fcitx-anthy fcitx-mozc
sodo apt install whiptail
sudo im-config -c

ここで、設定を変更するかどうか問われるので「はい」を選択して、次の画面でfcitxにチェックをつけて、Tabを押し、OKを選択する。

あとは ~/.Xinitrc に以下のコマンドを追記する。

exec /usr/bin/fcitx-autostart
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

ここでもいったん切断してセッションを終了し、再度Ubuntuを起動する。

これにより fcitx が起動した状態でスタートするので後はfcitx設定から入力メソッドをキーボード、Mozcの順で並べ、入力切り替え方法にはCtrl+Spaceを選んでおく。

後はテキストエディタ Mousepad でも立ち上げて、選んだ入力切り替えキーを押してMozcと書かれた枠がでれば成功。

日本語入力し放題、ここから色々入れて使えるぞ。

以前、Debianでやったときはなんかキー入力がうまく検出できなかったのは何だったんだろう?

実用的に使う

ただ、日本語入力ができる環境を作るだけでは自己満足なので実用性を持たせるためにアプリケーションを入れていく。

LibreOfficeをインストールしてガチなオフィスを使う

これは普通のタブレットでも10インチ以上だと実に有用だと思うLibreOfficeを入れる。

トップ画面だけは task-japanese-desktop のインストールでインストールされているのでとりあえず、日本語化と必要なアプリを入れていく。

sudo apt install libreoffice-help-ja
sudo apt install libreoffice-l10n-ja

sudo apt install libreoffice-calc
sudo apt install libreoffice-writer
sudo apt install libreoffice-impress

息抜きにゲームで遊ぶ

フリーセルとかがあると息抜きにちょうど良いので、aisleriot。これはスマホでも広告付きのカジュアルゲーム遊ぶより財布に優しいかもしれない。

sudo apt install aisleriot

失敗したこと

Ubuntu推しのsnap入れられなかった。

sudo apt install snap

でプログラムは入るけど、UsserLAndではrootとれないのでsnap入れることできなかった。なので、Firefoxはインストールできなかった。

HTMLなドキュメントどうしよう。

ブラウザ系もアウト

rootとれないのでrootが必要なブラウザも軒並みアウトだと思う。Vivaldiでも入れられないかなと思ったのだが。

Android 7.0タブレット最後の戦い

口火は切られた

forest.watch.impress.co.jp

というわけでAndroid 7.0タブレットでのChromeのサポートがもうすぐ終わることになった。今時のアプリはChromeコンポーネントを使っていることが多いので対応打ち切りとなるソフトも一気に増えると思われる。また、Chromeと同じエンジンを使っているソフトも同様にネットにつなぐのは危険となる。

ということで何らかの形でネットにつなぐソフトはAndroid 7.0デバイスではもう使えないと言って良いと言える。

けど、自分のAndroid 7.0タブレットの寿命はまだ残っている。ということでとりあえずAndroid 7デバイスをそれなりに使えるようにすることにした。

要らない物は切れ

まずはサポートが切れた、もしくは外部ネットが絡む物をことごとくアンインストール、USBデバッグ等で無効化してアップデートを削除していく。

これで内蔵ストレージは32GB中24GBまで空けた。

奴を外に出すな

No root firewallを利用して、どうしても外部接続が必要なアプリを除いて、何かの拍子で外のネットに出さないようにした。設定としては、自分のローカルネットワークにはアクセス許可、それ以外はアクセス不可とした。この組は大半のソフトである。

外のネットにアクセスできるのは次の物となった。

  • システム関連 : どうしても外部ネットワークが必要となる
  • Playストア : これがないと残ったソフトをアップデートできないので外部ネットワークアクセスが必要になる
  • Chrome : 矛盾しているが上記の関連で使う可能性があるため外部ネットワークアクセスが必要になる
  • UserLAnd : 各ソフトの取得・アップデートに必要となる。

これが最後の生きる道

結局Android 7.0タブレットの使い方としては次のようになった。

  • 音楽・動画プレイヤー:VLCを使って、車のBluetooth接続で音楽を鳴らしたりするのに使う。
  • spacedesk : 純粋な画面増、DPI違いマルチモニタのテスト用。USBデバッグはあえてOnにするとサーバとクライアントのバージョンが合わなくてWifiが使えないときもUSB接続できるので開発者モードは何気に重宝する。
  • NASのデータ閲覧 : ファイルマネージャー+がめちゃ強いのでファイルを見たり、ファイルをやりとりするのに使用する。
  • Linuxアプリ : UserLAndを利用してLinuxアプリを活用するのに使用する。
  • リモートデスクトップ : タッチ操作のテストなどに使える。

ELECOM TK-FCM113Sとその眷属の静音キーボードシリーズの欠陥

だめなものはだめだった

tatsu-syo.hatenablog.jp

で右カーソルキーのメンブレンキャップを変えてマシにしてみたELECOM TK-FCM113S。

テストは無事動作し、さあ使うかと今日のテレワークマシンにつないでみた。

しばらく使ってみて異変発生。Page Up/Downが効かない。その前から底に思いっきり当たる静音とは程遠い音がしていたので怪しいとは思っていたが、ここが壊れるとは。

ちなみにここまでいじっていたELECOM TK-FCM113Sは中古品なので壊しても惜しくはないというものである。

というわけで仕事が終わったあとまた開けてみる。手で合わせてみるとしっかり通した感触があるのでメンブレンのシートの接点とゴムキャップの間で隙間があいて当たらなくなったと推測される。

試しに隙間を埋めるためにマツモトキヨシのマスクの空き箱をメンブレンのシートの右カーソルキーの裏に貼ってみた。今までにないくらい右カーソルキーの動きが良くなった。やはり接点とのクリアランスのが空いていたのが原因だろう。このキーボード防水ではないが、何かをこぼしたときの水抜きがある。これとの兼ね合わせでキー・メンブレンのキャップとシートで隙間が出るなど合わないところが出ることがあったのだろう。ちなみに返品交換品も右カーソルキーの危機が他よりはやや悪くなっている。製造時の精度が出ていなかったのではなく、設計ミスなのだろう。

さて、このキーボードどうするかね。 家のテレワークは音出しても問題ないのでマウスが無駄になるけどlogi MK270のキーボードを使うことにする。ポインティングデバイスにlogi M500/ERGO M575があるんでマウスは出番がないのだが。 あと、会社で使うキーボードどうしよう。会社にはDELL汎用品たくさんあるけどストローク深いものだとガチ押ししてうるさいと言われそうだし。去年からのELECOM TK-FCM113Sとその眷属に振り回されたので会社に買ってまでキーボード持っていくことに費用対効果の面で疑問になった。新品3000円×2、中古品500円。ちと痛い。

それよりもうるさいと言われないようなタイピングを身につけるほうが良いか。 どうやればうるさいと言われないタイピングができるのだろう?

セトギワ華タブレット

気がついたら5年半強経っていた

HUAWEI Mediapad M3 Lite 10、2017年に買ってOSアップデートがないまま終わったのでAndroid 7の状態で来て電池も潰れずにここまで来た。カスタムROM焼くのにアンロックコード買うのも金銭的に割に合わないと言うわけでここまで来た。

電子書籍読んだり部屋でWeb見たり、Youtube見たり、メール見たりと適当に使っていたのだが5年半強も経つと対応するソフトも減り、アプリの対応も切られてきた。けどまだ動いているわけでこれをハードオフに持っていっても二束三文、ただ捨ててもケーズデンキあたりでリチウムイオン電池廃棄処理扱いでただで廃棄してくれれば良いのだが、金を取られるとなるとそれも無駄。

となると使い続けるしかない。

動作の遅さと闘う

大容量バッテリーにSnapdragon 400番台と長時間駆動重視のセッティングだからこそここまで保ってきたのだが、その分遅いので何をするのも苦しくなってきた。

で、対処法として開発者モードでアニメーションを切る(これをやるとソフトによってはくるくる回る物がただの荒ぶる点滅になってなんかウケる)、バックグラウンドのアクティビティを減らして同時に動くソフトを減らす、ホーム画面のウィジェット・アイコンを減らすといったお約束はすでに行った。

では後、何をするか。

開発者モードのメモリ消費量(→アプリのデータ退避などが増える→動作が遅くなる)を見ていると目立つ物がいくつか見つかった。

  • MIUIランチャー フォルダ分けとかないのにメモリを食っている。
  • Google OK! Googleとか言わないし、Discovery見るのにわざわざ起動するほどでもないというかChromeの起動時の表示とかぶるのにやけにメモリを食う。
  • GBoard 確かに今時の言葉入った辞書持ってるけどWnnの方が消費メモリが少ない。

というわけで、こいつらを

  • MIUIランチャー →ランチャー<3に置き換える。機能的に変わらないのにメモリ消費が少ないって何だろう?
  • Google 無効化する。
  • GBoard →Wnnの方が消費メモリが少ない。

と置き換えた。そうするとだいぶ動きがキビキビした。スマホの場合特に多くのソフトがバックグラウンドで動くのでバックグラウンドの無駄ソフトを減らすのは効果があることが分かった。

続きを読む

ELECOM TK-FCM113Sをましにする

なんかしっくりこないのでかっとなってやってみた

ELECOM TK-FCM113Sとその眷属。去年振り回されたキーボードである。

修理交換された品は職場に、無線版は学習机用に、中古品は予備として取ってある。

今週はとある事情からテレワークを行っているが、今日はUSB変換したRealforce 106がだだをこね、前から使っているキーボードはスペースの位置がしっくりこないときた。

しかもGUIデザインが絡むのでトラックボールは使えない。

というわけで96キーのTK-FCM113Sとその眷属を使ってマウスの取り回しを良くすることを考えたのだが、ワイヤレス版はもったいないので右カーソルキーの弾力性が弱く、効きが悪い中古品をいじってみることにした。壊れたら壊れたで小型家電品ゴミ箱送りにして厄除けだ。

まず、ネジを取る。

ネジを開ける図
ネジを開ける

隠しネジもある。いっぱいある上に隠しねじってどれだけ開けさせたくないんだか。

隠しネジは上のキーボードのゴム足
ここにもネジ

ネジ自体も見ない型。一般的な+ネジの方がコストダウンになるだろうにこんなのに金をかけるんだったら中の部品に金かけんかい。1.4mmマイナスドライバーで無理矢理外す。

三つ叉の普通じゃないネジ
三つ叉の普通じゃないネジ

ネジを開けると表側に隙間ができるのでちょっとしたきっかけで仙台北環状線ハードオフ(音楽機器関連に強い?)で買ってきたギターピックで爪を外す。

ネジを開けたらピックで開ける
ネジを開けたらピックで開ける

後はいわゆるメンブレンなので使いそうもないマルチメディアキーのキーと交換する。

メンブレンのゴムを交換する
メンブレンのゴムを交換する

後は、逆の手順を取って完成。

まあ、完成なのだがこのシリーズ、ストロークとゴム、グリスで音を静かにしているだけで品質自体は良くない。交換修理品も右キーの弱りが早いので右キーに構造的な弱点があるのだろう。

今では他のメーカーも静音キーボード出してるので他のメーカーの物を選んだ方が良いと思う。

まあ、使えるようになったから良いか。