Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

ぶじゃないぞ、まるだぞ。

 前のエントリのあとも、更に開発を続けて、今日複数フォルダ同期ツール、MulSyncをリリースした。

 MulSyncは今後の開発ツールの動向をにらむのと(というか、Visual Studio 2010が高いので、Express版でも開発できるようにするため)、C++でUI書くのが面倒だったので、C#を使ったのだが、.NET Frameworkは久々ということで、前回のエントリを書いた後、戸惑う面があった。

 一番手間取ったのはファイル操作である。FileSystemInfoクラスを使わないとディレクトリ内のファイル一覧の取得に時間がかかるというのがわからなかったので、当初はDirectoryクラスやFileクラスを使っていたのだが、全然スピードが上がらないので、調べてFileSystemInfoクラスを使うようにしたのだが、それでも同期対象ファイルを調べる処理の中では、ディレクトリ上のファイル一覧の取得に時間がかかるという状態である。

 他はC#特有の機能を使ったわけではないので、順当に進む。

 プログラムが完成した後のマニュアルとWebページはSyncつながりでBookSyncのものを流用する形で書く。いざ、書き終えるとあまりにもすっきりとしていたので、どれだけBookSyncを長くやってきたかというのを改めて思い知らされた。

 Webページでの公開の後は、Vectorへの登録手続きも済ませて、これで一丁上がりである。

 今後は、ステータスバーをちゃんと使えるようにするとか、Windows 7との親和性を高めるとか、パフォーマンスの改善とかをやろうと思う。