興味ないものは見えても頭に入らない

今年に入って、Android搭載機を購入したこともあり、母艦としてChromeをいじる機会が増えたのだが、いじっていくと何かと拙作BookSyncの動作を見直す必要があることが分かってきた。

その時の体験から、いかに興味がないものが頭に入らないかを改めて知ったこの頃である。
で、実際に見落としていたのは以下の機能である。

モバイルのブックマーク

これは実際にブックマークをPCとスマートフォンの間で同期しないと存在が分からないので今まで何もできないでいたのだが、同期をとるときにはこいつが消えるとまずいだろう。(ちなみにFirefoxも同様なのだが、こちらはBookSyncで扱うブックマーク以外を無視するようにしていたので問題はなかった。)

複数ユーザー

こちらはスマートフォンの有無に関係なく手元で試すことができたのだが、何の意味があるのか素で分からなかったのでずっと無視してきた機能である。今までのPCで使ってきたGoogleのアカウントの他にスマートフォンの母艦としてChromeをいじるようになると使い分けが必要になったことで複数ユーザーの使い道が分かったというわけである。
こちらもユーザーに直接ファイルの位置を指定させるのは面倒なので対応が必要になってくるというものである。

普段使いだとChromeはバージョンが上がっても便利になるということがほとんどなかったので(使い勝手で変わったのは12あたりで最少フォントサイズの設定が入ったのと翻訳あたりくらいかな？)バージョンが上がってもどうでもいいやと思っていたのが正直なところである。
なので、各種サイトなどでChromeのバージョンが上がったのは知ってはいたのだが、興味がなかったので新しい機能を知ることもなければ、調べようともしていなかったというわけである。

このことから、興味ないものは見えても頭に入らないということを改めて知るとともに、広く興味を持つことがいかに大切かということを思い知った今日この頃である。