IEのユーザー補助の「Webページで指定されたフォント スタイルを使用しない」というオプションが欠かせない今日この頃。
Excel 2010がちょくちょく応答のない状態になるという現象が発生していた。
そうなると、何の前触れもなく操作を受け付けなくなり、気が付くとタイトルバーに「(応答なし)」と出る。少し待つと操作できるようになるので実害はないが、実にイライラする。
そこで、対策をとった。やったことは次の通りである。
- アドオンの設定に出てこないアドオンがツールバーを作っていたのでアドオンタブのツールバーのアイコンのツールチップからアドオンの設定に出てこないツールバーの名前を調べた。
- アドオンの設定に出てこないアドオンのツールバーをVBAで閉じた。
ツールバーの名前はアドオンタブのツールバーのアイコンのツールチップ表示の"_"の前になる。ツールチップに"Hoge_fuga"と出た場合、ツールバーの名前は"Hoge"となる。
VBAでアドオン作ったことがあるので対処できたけど、普通対処できんぞ。
おそらく、アドオンを使って作成したファイルを開いて操作した時に何かの拍子でツールバーだけが作られ、存在しないアドオンを読み込もうとして応答なしになるようになったのだろう。ひどい話だ。
Webを検索するとExcelが応答なしになる場合、パッチをすべて当てること。これでもダメなら修復することというKBがあった。
そこで、手元の環境を点検してみた。Microsoft Updateに出てくるパッチはすべて当てた状態である。そうなると修復を行うということになるが、Office 2010の媒体が手元にないので、何らかの都合で媒体を求められたらアウトである。そのため、修復は行わないことにしていた。
修復を行うことでアドオンがないのにアドオンが使うツールバーだけがあるという状態が異常と判定されてツールバーが削除されればよいのだが、修復は大げさだよなぁ。
今これ書いてて、ツールバーの設定ファイルを削除するという手も思いついたが、こちらもExcelの設定ファイルを知ってないと難しそうである。
Microsoft Office、特にExcelともなればナレッジベースの類はこれでもかとばかりに出ているのだが、それでもこうして書くくらい、調べても対処法が出ないことってあるものだなと思った次第である。