2017年4月11日にWindows Vistaのサポートが終了した。
という訳で、以下の手順を採って綺麗な状態でスタンドアローンにして動態保存にした。ネットワークから切断した完全なるパーソナルな状態である。
- SP2統合媒体からクリーンインストールを行う
- Windows Updateで入るすべてのパッチを適用する
- イメージバックアップを取得する
- 手元に落としていたパッチを整理して、Windows Updateで入らなかったパッチを当てる。
- Ultimate Extrasをすべて入れる
- ネットワークインターフェースをすべて無効にする
- ウイルス対策ソフトを外す
- 再度、イメージバックアップを取得する
実際は、工程の中でパッチ等のチェックが全然終わらないので電源を強制断して再実行を何度かやったのでウイルス対策ソフト外す前にsfc /scannowかけてやったりとかしたけど、これで立派な動態保存状態になったのではないだろうか。
動態保存とはいえ、Vista以降固有のソフトはほとんどないというか、Windows 7で済むので拙作の動作確認くらいしか使い道ないけど。
思い返すと、Windows Vistaは世間よりは妙な思い出がある。長期滞在中に出たので、戻ってきてからVista(での拙作の確認)のためにPC組み替えたり(そして、組み替えたPCでWindows 7が動かなかったりしたけど)、Willcom 03とOffice 2007と組んで微妙な存在トリオを組んでみたり、震災のどさくさで一時期媒体が行方不明になったりとわけわからないエピソードはいろいろあった気がする。
結局仕事で使ったことがなかったという意味ではWindows 8(.1)と重なるのだが、PCとしての機能を高めるという方向性は二兎を追う者は一兎をも得ず状態になったWindows 8よりは好感が持てるというものである。
難産だった挙句当時の特に国産PCがへぼいせいで印象を悪くした感は否めないが、皆さんの大好きな(?)Windows 7もVistaがなかったらできてないわけで、もう少し評価されてもよいのかなという気はする。