Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

ジャンクPC入門(2)

とりあえず使えるようにしてみた

Windows 8.1のアップデートができない

前の週末に買ったWindows 8なジャンクPC、Windows 8.1にするまでは手元にパッチがなかったので、ネットワーク経由でアップデートかけて8.1にしたが、なまじ手元にパッチをため込んでいたのでWindows 8.1をため込んだパッチファイルでアップデートしようとしてみたら、パッチを適用できず、延々ロールバックが終わらなくなってしまった。仕方ないので、メインマシン用のWindows 8.1のインストールディスクでシステムの復元をかけて、つないでいた外付けHDDはWindows 7でスキャンディスクをかけておいた。

博打に出てみる

Windows 8.1のアップデートは面倒だったのとちょうど、手元にWindows 10 1903(この時の最新)のディスクがあったので、Windows 10のディスクで起動してWindows 10へのアップグレードをかけてみた。問題のあるデバイスもなさそうだ。前のオーナーが一回10にしたからかどうかは知らんが、デジタルライセンスで認証が通った。これなら、OSの寿命も延びるし同じ画面でフリーセルもできる。

ここまで来たら

Windows 10にした時点でイメージバックアップを取ったあと、ほかのマシンに構成を合わせるためパーティション分割して(こういう時はGPTはやりやすいものだ)FirefoxLibreOfficeなど一通り生活に使うソフトと各種ツール類を厳選して入れて環境を整えた。Chromeはどうしようかまだ迷ってる。YouTubeあまり見るマシンじゃないしGMailFirefoxでいけるし。

壊れているのはどこだ

現代(2019年)においてメモリ4GBでは心もとないので念のため新品の4GBメモリをおごってみたがこれはちゃんと認識した。計8GB。これなら使い物になるというものである。
店頭では、USBポート1個故障とあったがなんかほかにも違和感がある。そう、音がない。ドライバーを新しくしても、音が出ない。内蔵スピーカーもヘッドフォンジャックもどちらもダメ。ヘッドフォン差すために買ったUSBの安物オーディオインタフェースでは音が出るので、これは内部で断線しているのだろう。音が必要な時はUSBの安物オーディオインタフェース+ヘッドフォンを使うことにしよう。USBハブの出番が増えそうだ。

壊れているUSBポートに近いSDカードスロットはどうかと思ったが、こちらは無事だった。画面周りは外部のD-SUB出力あたりはどうかと思ったら、色がおかしい。これも内部断線だろう。外付けディスプレイにつなぐことはめったにないので、これもいいか。HDMIはケーブルがないので試せなかった。メインマシン+メインモニタ+テレビでデュアルモニタができるからHDMIケーブル買ってもよいけどそこまでするものでもないのでこれは放っておこう。

で、結果

とりあえず、本体約7000円とメモリ6000円で13000円とジャンク上がりにしては高いし、運用の制限もあるがジャンク入門としてはこんなもんかなと思う。それにAtomを脱したので、今時のブラウザなどの用途にもついていけるようになったのが一番大きい。この文章もジャンクなノートで書いている。ちなみにマシン名は一度灰になったものということでASHとしてみた。

受け継がれるもの

ちなみに、これと前後して電源コードをひっかけたのか今まで使っていたノートPCが動作しなくなってしまった。どのみち、あと2か月強でOSのサポートもなくなるし、CPU+グラフィックが特殊な上SSDもへたったのでLinuxで延命という手もない。9年使ったものだし、この辺が寿命だろう。ジャンクPCはHDDとか、ねじがないところがいくつかあったのでねじ取りにした。ちなみに、前々のノートPCはDVD-ROMが付属していたので、付属のDVD-ROMのケースを交換して他のマシンでも使えるようにしているわけで、デスクトップほどではないが魂は受け継がれているというものである。