Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

テレワークに普段使いのモニターを取られたのでデュアルモニターにしてみた

昨日は

我が部屋のテレワーク環境 Version 2 - Tatsu still writes something... Fourth season に書いたようにテレワーク環境に自作PCにつないでいたフルHDのモニターを供出して自作PCはテレビにつないだのだがやっぱり、1360×768は狭い。

1024×768ドットの20年前のWindows Me自作機につないでいた液晶ディスプレイもつなぐと少しはましになるかなとふと思いついたので、繋いでみることにする。これは弟がデスクトップPCを使わなくなったのでただでもらったものである。

で、繋ぐのだが1024×768ドット液晶ディスプレイはD-SUB接続。昨年買ったマザーボードのグラフィック出力にはD-SUB端子なんてものはない。あるのはDVI-D端子HDMI端子だ。ということでゲームしないことからCPU内蔵グラフィックで済むのでどのPCにもつないでいなかった11年前にバルク品で買ったGeForce 9600GTを引っ張り出してきて付けた。こちらにはDVI-I端子が2個あるので片方は変換コネクタつけてD-SUBにして1024×768ドット液晶ディスプレイに接続し、もう片方はサブの自作PCで使っていた片方DVI、片方HDMI端子のケーブルでつなぐことにした。これで2画面横並びが実現した。

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こんな感じ。

2画面になると狭い方にメーラーYouTube見るChrome置いて、広い方は文章見るFirefoxLibreOffice、VisualStudioといったある程度サイズのいるものを置くといった使い方ができて快適度は上がったと思う。

 久々にグラフィックボードをつけたメインPC。いろいろいじってると興味深いことが分かってきた。

昔はグラフィックボード積んだAthlon 900Mhz自作機のほうがグラフィック内蔵のPentium!!! 933Mhzノートより明らかに速い(いつの話だ!)というようにグラフィックボードとメインメモリを使う内蔵グラフィックでは顕著な差があった。のだがCore i5 9500積んだ今のPCにおいてCinebench R15をグラフィックカードあり・なしの両環境で実行するとマルチスレッドで測定したときに内蔵グラフィックの有無で970点と900点と70点程度の差とそれほど速度差がないということが分かった。こうなるとグラフィックカードはゲームとかGPU計算といった明確な用途がなければ要らないと言えるのではないだろうか。

次は、Cinebench R15のOpen GLのテスト。さすがに11年前前のグラボであるGeForce 9600GTよりCore i5 9500内蔵グラフィックのほうが速かった。GeForce 9600GTはただの電気食いのD-Sub端子(DVI-Iだけど)拡張ボードに成り下がってしまったのである。時間の流れは残酷なものだ。ここでYouTube自作PC動画だったらドラクエベンチでも回してネタにするところだが、まあいいか。

ここまでは面白おかしくもメリットを書いてきたが、デメリットもある。サブのDVI-I端子が2個ある自作PCは使っていた片方DVI、片方HDMI端子のケーブルを取られたので、PC切り替え機を介して1024×768ドット液晶ディスプレイにのみつながるという状態となった。Core2Duo世代のPCなので、ファイルバックアップとかMSX-PLAYerとかにしか使ってないことから出番はあまりないのだが、やはり1024×768ドット液晶ディスプレイ1個では使い勝手が悪いというものである。

テレワークがいつまで続くかわからないのでケーブルなどの接続用の品を新たに買ってくるというのもあまり良い手とは言えない。もう一台フルHDモニター買うというのは置く場所がないし金銭的にもいまいちである。なので、当面はメインPCだけ2384×768といういびつな環境でやっていこうと思う。

接続していたモニターを取られた20年前のWindows Me自作機?…Core2Duo自作機よりさらに出番ないから放っておいていいや。