Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

Core2Duo世代のサブマシン、SSDを嫌う

先週、今年のMy自作PC - Tatsu still writes something... Fourth seasonに書いたようにメインマシンのSSDを容量のより大きいものに交換し、サブマシンに年数の経ったSSDを回してメインマシンのSSDの大容量化とサブマシンへのSSDの転用でサブマシンの性能を底上げして数年使える体制を整えたはずだった。

 ところが、どういうわけかCore2Duo世代のサブマシンのマザーボードGA-EP45-UD3P(Rev 1.0)、TranscendSSD、TS512GSSD370を嫌ったのか、SSDにOSを入れると電源を最初に入れたときはアクセスランプは点滅しっぱなしだけど起動せず、リセットするとシステムが立ち上がるという妙な挙動を見せた。HDDにOSを戻すと電源を最初に入れたときから何の問題もなく立ち上がる。どうやらマザーボードBIOSSSDの間に相性があるようだ。YouTubeなどを見ていると古いマシンにSSDを入れて性能を底上げするという事例がよくあるのだが、うちのマシンではうまくいかないようだ。残念。

相性のいいSSDを探すという手もあるのかもしれないがリスクがあるので、サブマシンはHDDにOSを入れて運用することにした。システムを入れるHDDには7200rpmのHDDを使うことにして、少しでも早くシステムが立ち上がるよう悪あがきをしてみる。サブマシンはWindows XPVista、7を動態保存しており、再インストールが面倒なのでバックアップにもう1台HDDを用意するようにした。データ・バックアップ用のHDDには今年買ってメインマシンにつけたばかりの経年の新しいHDDを回した。そうするとメインマシンのデータ用HDDがなくなるので、新たに買うことになるのだが、週末セールで4TBのHDDのほうが2TBのものより安かったので、4TBのHDDを購入してデータ用としてメインマシンに付けた。メインマシンはWindows 10(+仮想マシン)での運用だし、起動はSSDから行うので何の問題もない。これで今度こそ数年使える体制が整ったというものである。

それにしても、今日までで2021年版PCを構築していて思ったのは、SSDが使えないマシンを使うのは限界が近づいたということである。まともにインターネットにつないで使えるWindowsWindows 10しかないうえ、HDDでは起動が遅く我慢がいる。HDD自体もSSDがあるので高速な7200rpmのHDDを入手するのは難しくなってきたうえ、2TBまでの記憶媒体でしかブートできない非UEFIBIOSベースマシンでブートに使う2TB以下のHDDも減りつつあるうえ割高である。

起動用の7200rpmのHDDはストックしているが、HDDのストックが切れたらサブマシンとはさらばになりそうである。Windows Vista以外はメインマシンの仮想マシンがあるうえに、Windows Vistaはマイナーでサポートも切れているので問題ないだろう。

さて、使い込んだTranscendSSD、TS512GSSD370をどうしよう。テレワーク用ノートPCに入れるのはPCばらす必要があるのでやりたくないし。とりあえずメインマシンに入れておいたので何かに使うことにしよう。