Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

Windows Meマシンを解体した

2月13日の地震から次の週末。近所の電気工事屋さんの都合で壊れたコンセントの部分を空けるためコンセントのあったところの正座用PCデスクをどかしている生活がいまだに続いている。すでに各地の断水も復旧したというのに。そうなってくると邪魔になるのがWindows Meを入れたミドルタワーPCである。すでに、自分の環境でも対応するソフトがほとんどない上に自作ソフトでもターゲットとするソフトがほとんどないことからただの置物と化していた。使うことがないのに置いていてもしょうがないので処分することにした。

Windows Me PCのCPU、マザーボード、メモリは初めてPCを自作した時のもの、ケースは初めてPC互換機を購入した時のものであり、思い入れはあるのだがシステムは他に流用するには非力、ケースは現代のケースと比べて小さく、バックパネルもつかないのでこちらも流用不可ということでいずれ捨てることになるものなので、いつ捨てるかという問題だった。地震があり、部屋に置く余裕がなくなったのでその時が来たというものである。

Windows 95/98/Me世代のソフトを残したいという強い理由があれば動態保存で置いておくのだが2020年の今となっては残したいソフトもなければ自作ソフトのターゲットにもならないので、自分のところでは廃棄を選んだというわけである。こうしてみるとソフトの保存というのも大変なものだとふと思う。

ついでに、劣化していずれ捨てるであろうサブのCore2Duo搭載自作機を基準としてそれ以前の予備のパーツも廃棄することにした。予備のマザーボードとCPUのセット、ビデオカードマザーボードに有線LAN IFが搭載されていなかった頃使っていたLANカード、そしてモデムカードといった基盤類やIDE接続のDVD-ROM、余ったFDD、あとIDEケーブルの山と付属品をだいぶ廃棄した。

で、処分なのだがさすがに買取は無理なので、中身を解体して小型家電回収ボックスに入るものは入れ、あとは地域の廃品回収に出すことにした。ただ、ねじやスロットのバックプレートは流用が効くのでこれは回収し、USB 2.0拡張カードPCIスロットを持つサブの自作機に回すことにした。

これで、PCは普段使いのメインPCとバックアップ・Windows XP以降のソフト用のサブマシン、テレワーク用ノートPCの3台となってすっきりしたというものである。のだが、Windows Meマシンの亡霊の120GB IDE HDDと空いていたIDE HDDケースが合体して外付け120GB USB 2.0 HDDなんていうどうするんだという代物ができてしまった。こいつをWindows 10のインストーラー用にできればいいのだがそんな仕掛けはないので使い道に困るというものである。動いているうちにゼロクリアして処分した方がよいだろうか。

というか、コンセントの修理いつになるんだろう。いまだに地震から復旧していない我が部屋である。