11年物の自作機、また駄々をこねる
Windows XP/Vista/7保存兼Windows 10利用のサブ機としてたまに動かすCore2Duo搭載のサブの自作機があるのだが、今年の頭にSSDを拒んだのに次いで、再び駄々をこねてきた。
稼働することはあまりないので、サンワサプライの適当な安いキーボードをつないでいたのだが、Windows 10を起動するとAキーを押したら隣のSキーも、Qキーを押したら隣のWキーも、Zキーを押したら隣のWキーも一緒に押されるようになってしまった。
ここで、困った事態になった。サブの自作機につなぐキーボードがないのである。
Realforce 106は切り替え機につないで使うとたまに動かないときがあることからメインの自作機に直付けする必要があるので動けない。
テレワークマシンのワイヤレスキーボードはサブの自作機につないでもきちんと動くが、そうするとテレワークマシンのキーボードを使うためにテレワークの机の上の配置を変える必要があるうえ、フルHDのモニターを見るとき首を曲げる必要が出る。テレワークマシンは1366×768ドットのモニターなので真正面にはフルHDのモニターと外付けキーボードをつけたい。ということでテレワークマシンのキーボードも動かせない。
サブの自作機はマルチブートしている上にWindows XP/Vista/7ではネットワークインターフェースを無効にしているのでBluetoothアダプタ+Bluetoothキーボードというのはそもそも起動時のOS選択ができないので却下だ。
1チップMSX用のミツミのPS/2キーボードKPQ-EA9EAという手もあるが、1チップMSXと繋ぎ変えるのは面倒くさい。
で、ふと思いつく。1チップMSX用のPS/2キーボードKPQ-EA9EAを平日はUSB変換してテレワーク用、休日は1チップMSXという風に使えないかと。
テレワークデスクを楽しい休日仕様にしようと試みる
テレワークデスクで使っているノートPCにつながっている液晶ディスプレイにはHDMIと2021年でも現役のD-Sub端子がついている。テレワーク用PCにつなげるのは片方。で、HDMIにテレワーク用PCをつないだらD-Sub端子が余った。
だったら、テレワークデスクに1チップMSX置いて、キーボードを1チップMSXとテレワークノートPCで共用してテレワークデスクに楽しい休日仕様を構築し、サブの自作機で駄々をこねなかったテレワークで使っていたキーボードをサブの自作機に回せばいいんじゃないかと。
そう考えて、ケーズデンキに行ってエレコムのPS/2→USB変換ケーブルUSB-P2KMと1チップMSX用のオーディオケーブルを買ってきて意気揚々と配線を終えた。
そうは問屋が卸さない
まず、1チップMSX。こちらはディップスイッチ設定してRGBモニタ仕様にしてディスプレイのD-Sub端子とライン入力につなぎ、キーボードKPQ-EA9EAをつないで1チップMSXを起動。こちらは起動した。
で、次にテレワークPCなのだが、エレコムのPS/2→USB変換ケーブルUSB-P2KMとミツミのPS/2キーボードKPQ-EA9EAを接続して起動したのだが、うんともすんとも言わない。念のため、メインPCでもやってみた。こちらもうんともすんとも言わず。どうやらこの組み合わせ、外れのようだ。
かくして、テレワークデスクに楽しい休日をもたらすことには成功したのだが、肝心のテレワークのほうはキーボードが動かないので失敗となってしまった。
PS/2キーボードのUSB変換と新品キーボードでどっちが早いのか
PS/2キーボードのUSB変換であるが、いろいろと相性があるようでいろいろと試すのなら、キーボードを買ったほうが早いのかもしれないと思えてきた。PS/2キーボードは1チップMSXで使うには問題ないし。部屋には座椅子があるし、USB切り替え機もあるので、ワイヤレスキーボードとマウスそろえてサブ機では普通に使って、メイン機では座椅子で快適YouTube他もろもろ環境として使える環境を作る方がよいのかもしれない。
どっちがよいだろうか。
犯人はのうのうとしてやがる
で、Core2Duo搭載自作機が駄々をこねたサンワサプライの適当な安いキーボードだが、他のPCとかではちゃんと動く。けどメイン自作機のRealforceと比べるのは酷として、テレワークPCのよくわからないメーカーのワイヤレスキーボードと比べてもあまりにもキータッチが劣悪なので使い道がない。
とりあえず、USB TypeC→USB TypeAメス変換ケーブルにつないでスマートフォンにID、パスワードを入力するときにでも使うことにしよう。この程度なら気になる前に終わる。それに、クラウドストレージ連携とか諸々フルキーボードのほうが楽な時はある。これならいいか。
けど、
何ともがっかりである。