Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

Markdownでメモをとる

メモ以上文書未満

仕事で必要なものの書き置きとか、プライベートでやりたいことを書いているとスマホのメモアプリでは足りないというシチュエーションが出てきた。主に、PCで考え事を書いて、スマホで見ることになるのだが、スマホのメモだとPCとやりとりができなかったり、かける長さが短いという制限があるのでどう考えのまとめを書き出していくか困った。

OOXMLって何のための規格?

まず、思いついたのがスマホMicrosoft Office。10.1インチのタブレットまでなら読み書き両方ともできるし、PCにはLibreOfficeがある。こいつらでやりとりすればよいのではないかと思った。

ところがどっこい、Wordのファイルを持って行くだけではうまくいかなかった。スマホの単体Wordで書いたファイルがLibreOfficeで読めなかったり、スマホのOffice(Word,Excel,PowerPointを統合した方)で書いたファイルはLibreOfficeで読むとなんか変なことになったり、逆もしかりととにかくなんか変である。

挙げ句の果てにはスマホExcelで書いたファイルを仮想マシンに隔離したOffice 2007に持って行くとエラーが出る始末。おい、おまえら同じMicrosoftだろうが。何のためのファイル、何のためのOOXML規格なんだか。

いったん、Onedriveを介することでどちらでも読み書きできるファイルになるのだが、めんどくさい。それに、Wifiタブレットではネットにつながらないこともある。

これでは使い物にならない。個人事業主でもなければメーカー製PCでもないのでMicrosoft Officeを導入するのは実に高上がりだ。さて、どうしたものか。

テキストに帰ろう

対象はメモではないけどある程度のテキストファイルである。テキストファイルで書けばよいのではないかと。

ただ、普通にテキストで書くだけでは考えをまとめるには不十分である。そこで思いついたのはGitHubや仕事で使っているMarkdownである。これなら構造化した文章も書けるし、何かと役に立つ。テキストファイルなので最悪、整形しないでテキストエディタで見てもそれなりに見られる。というわけでソフトウェアを探してみた。

PC

PCの方はVisual Studio Codeがプレビューを含めてサポートしているのとともに、拡張機能を入れることで見るのも楽になる。ということで、次の拡張機能を入れた。

後は、Webブラウザにも拡張機能があるので、それも入れて見るだけの時にはWebブラウザを使うようにした。

ちなみに、個人では使ってないがVisual Studioにも拡張機能がある。これもこれで便利である。

Android

Androidにはこれらのアプリを入れた。

どんなテキストが来てもよいように汎用のテキストエディタJota+に課金するのとともに、Markor: Markdown Editor - todo.txt - Notes Offlineを入れた。こいつがポイントで入力支援付きMarkdownエディタ+ビューアであるのとともに、専用のフォルダ・起動アイコンを用意して一般のMarkdownはMarkorアイコンから開いて書く、メモより少し長いメモはQuickNoteアイコンで開くQuickNote専用のファイルに書くという使いこなしができるという点である。これらを使いこなすことでMarkdownを素早く開き、整理されたところに保存できるということができるのがみそである。

PCでは明確な目的もないのに勝手にフォルダをドキュメントフォルダに作るソフトがいくつもあったのでドキュメントフォルダに勝手にフォルダを作るソフトはろくでもないと思っていたが、これだけ明確な目的を持ってフォルダを作るソフトを見ると納得させられるというものである。

これを使って、大きな考え事は、一般のMarkdownに書く、メモより少し長いメモはQuickNoteアイコンで開くQuickNoteといった具合として、これらのファイルをPCとやりとりすることにした。というかmarkorのフォルダをそのまま持って行くことにした。

これで、出先でネタが思いついても書き留められるというものである。

これ書いてるはてなブログMarkdownにしてみた。