Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

MulSync Version 1.3.13.1とその後に向けて

MulSync Version 1.3.13.1をこっそり自分のページで公開した。プログラムを変えてないのに出したのには訳があるで、現状と合わせて書いてみる。

賽は投げられた

.NET6がリリースされて3か月。今までは

Meiryo UIも大っきらい!!にかかりきりだったが、もはや.NET Frameworkは更新されないので、後学のため、自作ソフトの為、向き合わざるを得ないというものである。

現状

現在、自作ソフトで.NET Frameworkを使っているものとしてMulSync仮想フロッピーディスクマネージャがある。

これらはともに.NET Framework 2.0~3.5ベースで開発されている。

なにがまずいか

今までは実害はないと思っていたが、世間は許してくれないようだ。実際、自分で使うには問題ないが対世間となるとこのような問題がある。

  • 最近は4Kディスプレイの普及やノートPCの高ピクセル化も相まって、対応が必要となるが、.NET Framework 2.0~3.5ベースではだましだましやってみたもののぼろが出ている
  • .NET Framework 2.0~3.5のサポート終了が明言されたので、将来の開発環境でサポートされなくなる可能性がある
  • C#の新機能は.NETとセットになるので、C#の機能を生かしきれない

さて、どうするか

仮想フロッピーディスクマネージャはWindows XPなどで動かす必要もあるので、.NET Framework 2.0~3.5ベースにとどめておくのが妥当な線だと思う。

問題はMulSyncだ。曲がりなりにもベクターで紹介されたり、自分でもメインマシンとサブマシン、でっち上げNASとのファイル同期に使っているので対応が必要である。ということでどうしていこうか書いてみる。

プロジェクト

ステップ1 .NET Framework 3.5最終版

実は自分の中で用件がある。Visual Studio 2008を入れた仮想マシンとのファイルの同期である。
Meiryo UIも大っきらい!!開発の予備用にVisual Studio 2008を入れた仮想マシンとのファイル同期が必要であるが、ソース管理に使っているgitのリポジトリを同期するにはファイル整合性の関係から同期方向を固定する必要がある。その他にもWindows 11でTortoise SVNが使いにくいのでgit移行を考えるとかとなると同期方向を固定する機能の強化が必要である。

そのため、一度.NET Framework 3.5最終版を作る必要がある。今回のリリースは今までやってきた中で使う.NET Frameworkのフィーチャーを設定する.exe.configファイルに問題があってWindows XP/Vista.NET Framework 4.6.2以前が入ったWindows 7/8.1で動いていなかったのでその辺を整理するために.exe.configファイルとドキュメントを整理するとともに現在の立ち位置を確認するためリリースしたというものである。

ステップ2 .NET Framework最終版

次は.NET Framework 4.8で打ち止めの.NET FrameworkでMulSyncが使っているWindows Formsでどこまで問題が解決されるかやってみるというものである。

ここでは、将来に向けてのソースの整理やある程度の現在のWindows Forms、C#への追従といったことを目標とする。満足いく結果が出ない場合はリリースしないことも考えられる。

ステップ3 .NET移行

ここでは、.NET移行、選択肢が増えたデスクトップフレームワークの見極めを行って.NET移行を行うことにする。脳なるかは決めていないが、今までの小手先の手応え的にはWindows Formsはいまいちそうである。

まあ、こんなところか。ま、無理しない程度に行くか。