Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

MulSync Version 2.0.0 The 1st step

さあ、始めよう

tatsu-syo.hatenablog.jp

で書いたとおり、最初のステップとして、MulSync Version 2.0.0をリリースしました。

先の記事で言っていた要件というのは、仮想マシン上のVisual Studioで作業したときに間違えてGitのリポジトリである.gitファイルを仮想マシン上のもので書き換えてリポジトリがおかしくなるというのを防ぐために同期方向を固定する機能を拡張して、ホスト上の.gitフォルダの中身をマスターにするための機能でした。

Meiryo UIも大っきらい!!事件を踏まえて、Windows 7仮想環境上のVisual Studio 2008を整備する中で間違えて.gitの中をぐちゃぐちゃにしないようつけた機能というわけです。

さて、逃げ道の仮想環境整えたのはいいけどVMWare Workstation系のWindows 11をホストにできるバージョンはいつ出るんだろう?Hyper-Vは古いOSのサポートがいまいちなので過去の資産継承には使えないんですよね。あくまで、現在のOS用の分離環境を提供するものというスタンスですし。

閑話休題。ただ、このために設定ファイルの内容が一部変わるということで設定ファイルに一部後方互換性がなくなったのでセマンティックバージョニングの原則に従ってメジャーバージョンを上げたというわけで、番号だけはメジャーバージョンアップですが、設定ファイルを除けばバージョン1.14.0でよかった程度の内容です。

ともかく、これで使える範囲で.NET Framework 3.5と縁が切れるぞ。

次のステップ

まずは、ターゲットバージョンを.NET Framework 4.8(Windows 7以降で使える.NET Framework打ち止めバージョン)にして、ソース管理をGitに移行することかな。

前者は少しでも.NET、C#の機能を使えるようにするのと、Visual Studio 2019を入れていない状態でVisual Studio 2022を入れるとプロジェクトを開くことができないということをなくすためで、後者はソース管理の大鉄板だったTortoise SVNWindows 11のエクスプローラーでは使いづらいのとVisual StudioのGitサポートが充実したのでGitにするというものである。

次は、ソースの整理かな。.NET Framework 3.5→4.8になるので、ある程度は.NETの機能を使えるようになるので、これを生かして生産性・保守性を挙げるとともに、この状態で高DPI対応がどのくらいできるか見極めるといったところである。あと、高DPI対応が.NET Framework 4.8のWinFormsでダメダメだったときのためにWinForms離れの布石を打つといったところか。

さて、明日早速環境作りから始めよう。