座椅子は疲れる!
Meiryo UIも大っきらい!! Version 3を作っていたときはMSXの頃から慣れ親しんだあぐらスタイルでやってたけどさすがにすごく疲れた。コロナ禍のテレワーク話でも座椅子スタイルは疲れるということでこれはちょっとと思っていた。
一方、個人の方では去年の10月までは部屋でのリモートワークで、会社もオフィス縮小のためにリモートワーク化を進めているので自分の方でもPCケースを変えたときに今まで使っていたケースをもの置き場にしたり、学習机ではマウスを使うと幅が足りないので段ボールと木の板でマウスパッドの幅を確保する机幅延長ユニットを作ったりしてリモートワーク対応を進めていた。
けど、去年10月から5ヶ月、客先での作業となったのでリモートワーク用のディスプレイなどが浮いていた。
そこでふと思った。個人開発をリモートワーク環境でやってみようかなと。
やってみよう
リモートワークで使っているディスプレイはHDMI接続、キーボード・トラックボール・マウスはワイヤレス、いけるんじゃね?と思っていつも使っているモニターからHDMIケーブルを外して線の長さを見てみた。PCテレビにつないでYouTubeとかPCモニタよりは大きいテレビで見るため長めのHDMIケーブルを使っていたので、PCを動かさずにリモートワーク座席までディスプレイケーブルを伸ばすことができた。
キーボード・トラックボール・マウスはセルフパワードバスにレシーバーをつなぎっぱなしにしていたのでリモートワーク用PCから開発環境PCにつなぎ替えるだけで済んだ。PCとリモートワークデスクでは距離はあるが、入力に問題はないようだ。
かくして、格好だけ仕事モード、やってることは個人開発というごっこ環境が実現した。
で、疲れはどうよ
今日は午後昼食後からMulSyncの開発を機能追加から動作確認、ドキュメント書き、リリース、後書きまで何時間もやったのだが、座椅子とは疲れが全然違う。やはりちゃんと椅子も机も揃っているだけあるというものである。
得たもの、失ったもの
さて、座椅子開発とデスク開発であるが得たもの、失ったものは両極端である。
得たもの
得たものとしては、やはり姿勢が整ったということで疲れがなくなったことが大きい。MulSync開発からこのブログまで夕食後の小休憩以外は机に向かっているが段違いである。
失ったもの
自作PCにはRealForce 106つけてるのだが、自作PCは動かせないので、キーボードは平凡なメンブレンキーボードになった。部屋では一人なので、会社でガツガツ打って振動でかいとか打鍵音うるさいとかと言うことは気にしなくてよいのだが、やはり打ち心地では落ちるというものである。
また、ジャンク上がりとはいえ自作PCには有線でモニタースピーカーつないでいるのだが、これを流すと位置的に変なのでスピーカーはディスプレイ内蔵のスピーカーになった。気分転換に音楽流すとやはり変なこもりとかがあっていまいちというものである。自作PCのUSBポートにお飾り的にBluetoothインタフェースつけてるのだが、自作PCはWindows 10と11のマルチブートなので、ペアリングが訳わからなくなるので使えない。
そういえば、NASまがいPC以外のうちのPC、みんなマルチブートだった。なんだこりゃ。
微妙なもの
ポインティングデバイスは自作PC有線直結はロジクールMX 400、進む、戻るボタン付き、リモートワーク側はロジクールのトラックボールERGO M575なのでこちらも進む、戻るボタン付きなのだが、図を書くことになったら進む、戻るボタンなしのロジクールPebbleになる。ポインティングデバイスは引き分けか。
結論
キーボードと音はダウングレードするけど疲れないのがでかいので個人開発ある程度がっつりやるときはありだと思った。HDMI、USBは付け外し楽だし。
で、平日は座椅子と自作PCの組み合わせでまったりすると。会社にリモート接続して勤務表書くくらいならシンクライアント状態のノートPCで十分だし。