そもそも仮想マシンのグラフィックってどうよ?
自分はここのところ、Meiryo UIも大っきらい!!の検証を仮想マシンで行っているのだが、HYPER-Vの仮想マシンと言うこともあってか再現しない不具合に苦しんでいた。
再現する環境を聞いたところ実機でのテストということで、WDDM 2.0以上という環境だった。HYPER-Vの仮想マシンの仮想マシンは仮想マシン特例でWDDM 1.3ということもあり、その辺が再現するかどうかの鍵になっていそうだ。
VMWare Workstationはどうよ
VMWare WorkstationのWindows 11対応版出ないかなといろいろ見ていると(VMWare Workstation Player 16.2 一応Windows 11でも動いてますが、やはり正式版が欲しいところです)VMWare Workstation Player 16.2でWindows 11を普通に動かす方法ができたということでそれを試してみた。
どうせ試用版なのでエンタープライズ試用版でテスト。VMWare Workstation Player 16.2でWindows 11を普通に動かすことができ、VMWare Toolsでドライバも入った。
で、ドライバはどうかということで見てみたがこちらもWDDM 1.3。こちらも再現環境にはならなそうだ。残念。
せっかくだからグラフィックを比べてみた
ここで終わるのもつまらないのでVMWare Workstation Player 16.2とWindows 10のHYPER-V、どちらがグラフィック速いのよということで比べてみることにした。
今回の環境はこうである。
あとはHYPER-V側がWindows InsiderということもあってWindows 11でも違いはあるのだが、まあWindows 11同士ということでこれで行くことにした。
ドラクエベンチ
まずはドラクエベンチ。
VMWare Workstation Player 16.2では重い判定。この後で書く理由のためスコアのメモは消した。
次はHYPER-Vなのだが、ドラクエベンチ起動せず。これでは話にならないのでスコアのメモを消した。
仕方ないのでちはやローリング
これでは比較ができないので本来はCPU描画のテストなのだが、CPUの条件が揃ってるので後はグラフィック勝負になるということでちはやローリングで決着をつけることにした。解像度はWindows 11のタスクバーが太いので1366×768フルスクリーン。
で、結果。
HYPER-V拡張セッションはリモートディスプレイのドライバなのだが、VMWare Workstation Player 16.2に約1万点差をつけた。とはいえ、CPU描画のテストなのでややリモートディスプレイのドライバの画面転送が速いという程度しかわからなかった。
結論
結論を言うと描画自体はドライバでは有意な差を見いだせないというかとりあえず映る程度という結果になった。
更にいうと現段階ではHYPER-Vのグラフィックドライバは日常使い専門でゲーム等の高度なグラフィックは想定してないということもドラクエベンチからわかった。
やはり、ハードが絡む事象はWDDM 2.0以上が必ずある実機でないと試せないようだ。
番外編
ソフト描画対ハード描画対決をやったらどうなるだろうかということでハードウェア描画(ここでは仮想ハードウェアだが)になるWindows XP仮想マシン1コアでもテストを試してみた。
結果、965835mと1コアでWindows 11に大差をつけるという番狂わせが起きた。
カジュアルな用途だとWin 32とかWindows Formsといったハードウェア描画前提に作られたアプリも多いので、こういったアプリをWindows Vista以降のソフトウェア描画で動かすとなると遅くなるのが目に見える。カジュアルな用途でWindows快適に使うならCPUにできるだけ金を振れという結論になりそうだ。