やはりサブマシンは必要だ
tatsu-syo.hatenablog.jp でも述べたが、Core2Duoマシンが亡くなった。
車も買い替えるしPCはいいかなと思ったけど、Core2Duoマシンが亡くなるさまを見てある問題が浮かんだ。会社のオフィスがダウンサイジングしたので勤務表、そして社内扱いの仕事は基本出社せずにリモート接続で仕事することに今年からなったのだが仕事用に使っているのは特価品第3世代Core i3ノートパソコン。Linuxベースのシンクライアントなので負荷はそれなりが寿命は心配だ。自分の会社で割り当てられたPCのHDDなんて代替セクタ24個なんてものすごい状態になっているし。もし故障したら仕事ができなくなってしまう。さすがにそれは問題なので予備機が欲しいところである。
NAS代わりのジャンクPCはスマートフォン・タブレット連携のために残したいので使いたくない。となると残るはLinuxベースのシンクライアントの稼働実績がある自作機なのだが、Windows 10と11をデュアルブートしているので、Windows 11のセキュアブート要件からセキュアブートを有効にしているので、今のところUSBブートができない状況である。
それに今は円安、次の世代のCPUでは価格に円安が上乗せされるだろう。となるとコスト的に今を逃すと苦しくなりそうである。また、Linuxベースのシンクライアントでバージョンアップとかがないので新しいハードだと動かなくなりそうだ。そうなると今のマシンを予備マシンにできるようにしておきたいところである。
となると買うチャンスは今しかなさそうだ。
Core2Duoマシンが亡くなって残ったもの
Core2Duo用マザーボードが故障したので、関連するパーツや使えなくなるパーツはハードオフに二束三文で売り飛ばしたが、まだ生きてるパーツ、予備パーツはそれなりにある。どこまで使えるか。
- 21年前のPCケース
- Linuxを動かすために買ったGeforce GT 730カード(Windows XP~11まで動くので案外便利)
- BIOSでは2Tの媒体までしか起動用に使えないので予備用にとっておいた1T,2Tの7,200rpm HDD3台
- DSP版Windows 7に紐づいているUSB 3.0 PCI-Expressカード
- 450W電源
- USB 3.0カードリーダー
- FDD付USB 2.0カードリーダー
- USB 2.0ブラケット
- IDE DVD Super Multiドライブ
SSDは3台あるのでうまく配分すれば行けそうだ。あとはCPU、マザーボード、メモリがあれば1台組めそうだ。車の頭金、タブレットの分をボーナスから引くと約5万、何とかなりそうだ。
ダウンサイジング
なにか特価品で良いものあるかなと思ってみてみると第12世代IntelマザーボードB660、H610のMicroATXマザーボードがあった。3種類あったけど、価格とチップセット的にMSI PRO B660M-E DDR4を選択することにした。あれ、前もMSIだった。ASUS続きからGIGABYTE続きときて、次はMSI続き。なんか続く傾向多いなぁ。のこりはASRock、BIOSTARあたりか。
入れる先は21年前の今となっては小ぶりなATXケースにした。これなら余裕ができるだろう。
とするとあとはメモリとCPU。結局Core i5 12400、メモリは付くのが2枚なので32GBをおごる。仮想PC、開発環境を考えるとここは譲れない。
Geforce GT 730もあるので特価マザーを使わない選択肢も考えたがコストやシステムのバランスがいまいちなので不採用。
呆れるほど簡単だと思ったら
家に帰ってから組み立て。
SSDは今ある1T、HDDもCore2Duoマシンにつけてたやつを使うことにした。
マザーボードの箱を開けるとマザーボードと簡単な組み立て説明紙枚とドライバーCDとSATAケーブル。まあこんなもんか。電源スイッチ等のピン配置がわかれば問題ない。
さすがに廉価版、小型マザーなのであれこれと入れるわけにはいかないのでUSB 2.0のヘッダにはUSB 2.0ブラケット、USB 3.0ブラケットにはカードリーダーをつけて、PCI Express x1スロットにはDSP版Windows 7に紐づいているUSB 3.0 PCI-Expressカードをつけた。これで残りはPCI Express x16スロットとM.2スロット。
でかいシステム組むわけじゃないしプッシュピンの1回目は楽に入ったので組み立てはまあ慣れたものだ。5インチベイも使ってないし、
と思ったら最後に罠。電源スイッチなどのピンがちゃんと刺さってなかった。腰曲げ続けながらピンを刺して起動確認にこぎつける。腰痛い。少し格闘してピンをちゃんと刺して起動に成功する.かつてATXマザーボード使っていた時に延長していたのがあだとなった格好だった。
うん、PC自作に必要なのは腰と尻の筋肉だ。あ、でも今回は全体が軽いから当日翌日尻の筋肉痛ないや。
起動
起動してしまえばこちらのもの。UEFIでWindows 11用設定にしてWindows 11をあらかじめセキュアイレースしたSSDに入れる。まっさらから入れるWindowsは実に素直で楽だ。
あれ?ネットワークインタフェースI219-Vって定番なのにWindows 11の初期ドライバーにないんだ。と思いつつまず、CDからドライバー一式を入れる。あといずれ使うのでなんかCDに入ってたChrome。
ドライバーいれたら試運転を兼ねてCINEBENCH R15。うーんスレッド数の暴力。
次にOCCT 30分で組み立て確認。リテールクーラーだけど最大85℃。曲がりなりにも芯が銅なので持ってくれたようだ。これならいいか。
ここまで来たところでHDD、
組んだのは土曜、次の水曜はパッチの日。使えるようにする環境設定は夏休み中だな。
IDE DVD Super MultiドライブはUSB変換ケーブルを買ってさして裸で使うことにした。CD、DVDを読み書きするなら部屋最速だから使い道はあるか。
残った第9世代Core i5マシンのほうはセキュアブートを切って会社用のUSBシンクライアントLinuxを起動することに成功した。これで、ばっちりだ。
で、これを書いてる夏休み、現在使うソフトのセットアップ中。後で書くこともあってNAS代わりマシンはNAS代わりマシンにして正解だった。
これでしばらく戦えるな。