爆誕、俺のNAS(最終回:感想編)
案外何とかなるものだ
近年、Android機の代替わりとか、テレワークPCの間合い運用などでネットワークにアクセスするものが増えてきて、普段使いのPCとは別にデータをまとめるものが欲しかったのだが、抜き差しは面倒だし、国内メーカーのHDD付きNASを買うにしても、もっと機能の多いNAS Boxに行き場のないHDDを暫定的につけるにしても結構値段がするので二の足を踏んでいた部分があった。
そこにこのPC。今後うまく動けば実にラッキーである。
自分はヘビーにデータをため込むほうではないので、今のところデータ用のドライブは350GBである。で、今回のパートタイムNASノートPCが500GBマイナスXubuntuなので個人的なデータのまとめ用としての容量には内蔵で間に合ったというわけで運よく機材が手に入れば案外何とかなるというのが今回の印象である。デスクトップLinuxなので、足りなきゃUSB HDD加えてやればいいし。USB 3.0ないから遅いけど。
安全性はバックアップ用外付けHDDで確保すると割り切るとして4,400円で作ったパートタイムNAS。面白いものができたなという印象である。SSH足すとかリモートデスクトップ足すとかできそうだし。
データのまとめ先ってどうしてるんだろう?
今回は幸いにも消費電力の少ないPCがジャンク扱いで手に入ったのでデータのまとめ役ができたわけだが、ヘビーユーザーは相応の装備をそろえるとして普通の人はスマートフォンとかのデータをどうまとめているのだろう?過去は振り返らないというのであればよいとして、PCにスマホ、人によってはタブレット、デジカメとデータがいろいろと分散するこのご時世、データをどうまとめているのだろうか。クラウドは何かと時間がかかったり、サービス先の使用や都合を押し付けられるし、PCに持つとしてもPCを持たない人もいればPC持っててもその中がまとまってなかったり、バックアップ採らなくて最終的におじゃんにする人もいる。そう考えるとデータのまとめ先がどうなるかというのは気になるところである。
普段アクティブにデータを使うデバイスにデータをまとめると誤操作や故障でデータを失う可能性があるし、外付けハードディスクなどに入れるにしてもデバイスをまたいだ取り付けが面倒、NASは管理が面倒とそれぞれに弱点があるわけでなかなかままならないものである。
PC、スマホ、タブレット、ゲーム機、デジカメ、その他デジタルデータを扱う機器のいろいろなデータを簡単に取り入れて保存し、逆に簡単に取り出して使えるデータおまとめ金庫君なんてもの出ないかなぁ。
データ蓄積機としてのPC作成の可能性
データおまとめ金庫君が出ないなら作ることになるのだが、データをまとめるだけであればOSはとりあえず動いてファイルの蓄積と管理、外部媒体へのバックアップができればよいというのであれば今の安売り省電力でメモリが少ないPCにストレージだけいっぱい積んだデータ管理特化PCなんてできないものですかね。
あ、デスクトップ用CPUで自作だと省電力版でもそれなりに電気食うし、ノートはどっかの腐った林檎の真似なのか必要に応じてメモリやストレージを足しにくくなってるなってるから既製品に足すのは厳しいか。あとは有線LANハブられてたらLinuxだと難しいときあるし。PCで省電力NAS作るのって難しいか。
昔、Windows Home Serverってあったけどデジカメはメーカーが工夫すればUSBでつなぐと勝手に吸い込むとかできただろうし、今だったらスマホ同期なんてのもあるから今作ったらおもしろいものできないかな?ある意味、Windows Home Serverって出るのが早すぎた気がするとふと思ってしまった。
どうでもよいこと
一連の文章を書きながらパートタイムNASノートPCの試験としてパートタイムNASノートPCにある動画を見ていたわけだが、その環境であるWindows 11ではさらにUbuntuが動いてフリーセルを動かしていた。我ながらぐちゃぐちゃだ。