Windowsのデジタルライセンスを修復する
Windowsのデジタルライセンスの管理状態がおかしくなってアクティベーションできなくなっていた事態の修復を行ったので顛末を記す。
デジタルライセンスの修復手順
デジタルライセンスの状態がおかしくなっていることの確認
デジタルライセンスが付与されたパッケージ版でないWindows 7/8.1からアップグレードしたライセンスを再アクティベーションするときに、「ハードウェアを変更しました」を選択した後、修復するライセンスが複数表示され、どれを選択しても亜ティベーションできないときはMicrosoftアカウント内の1つのデジタルライセンスに対するデジタルライセンス登録状態がおかしくなっているようだ。
この状態で再アクティベーションすると、複数表示されるどのデジタルライセンスを選んでも再アクティベーションに失敗するという事態が発生した。
ここまでが、2023年11月12日日曜日の話。
デジタルライセンスの状態修復
ふと、デジタルライセンスの状態って確認できるのだろうかと調べると
Micsoroftアカウントのページにデバイスの項目があった。
これを見るとデバイスに再アクティベーションができなかったデバイスとWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたデジタルライセンスの組が2つあった。
これはどう考えても数が合わないので1組を削除してデジタルライセンスのつじつまを合わせた。
ライセンス数が合っていればちゃんとデジタルライセンスの紐付けができるのではないかと思い、Windows 12の数年後の登場を読んで、大きめのSSDを入れたマシンにWindows 7から11にセブンイレブンアップデートしたライセンスを手元にあったWindows 11 22H2のUSBメモリを使って、Windows 7のライセンスを入力し、新たにパーティションを作ってデジタルライセンスを持つMicrosoftアカウントでセットアップした。
すると、ライセンス状態がデジタルライセンスで正常に認識される状態になった。
どうやら、正当な条件・手順を踏んでもデジタルライセンスで再アクティベーションできない時は何らかのきっかけによって1つのデジタルライセンスに対する内部の管理数の状態がおかしくなっているようだ。
すでにアップグレードしたライセンスには影響はなかった
で書いたように、BIOSアップグレード後、Windows 7から11にアップグレードしたセブンイレブンなライセンスがアクティベーションできなくなったのを2023年10月にWindows 7から11にアップグレードする裏仕様がなくなったので、それの影響かと思ってアマゾンでパッケージ版Windows 11を買ってインストール済みのWindows 11はパッケージ版のWindows 11にしたが、どうも新規にWindows 7/8から10/11にアップグレードするのがアウトで、既存のデジタルライセンスには影響はないようだ。
でないとストレージ故障による交換といったマシンの根幹は変わらない修理やパッケージ版のアップグレードでライセンスの紐付けを切って移管するという正当な行為ができなくなるという物である。
とはいえ、どうなるのかは分からないのでやはりWindows 7/8→10/11にアップグレードしたマシンを派手にいじくり回すのは控えた方が良さそうだ。
余談