Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

Windows 11のアップグレード条件と満たさない既存インストールの扱いを考える

ハード変更なしでWindows 11のアクティベーションが切れた!

12世代Core i5マシンでMeiryo UIも大っきらい!!の開発をしていて、さあ海外言語でのテストをしようと思っていたらWindows 11のアクティベーションが切れていたことに気がついた。

流石に純然たるWindows 11のライセンスがないのは個人でも職業でもWindowsソフトウェア開発者をやってる身としてまずいので信頼できて調達が速いアマゾンからライセンスを購入して事なきを得たが、色々と不思議な点があったのでこんな事例もあったということでことで参考になればと書いてみる。

今までの整理

今までのライセンス保持状況は以下の通りで2台の自作機に対し、次のライセンスを充てていた。

アクティベーションが切れたのは自作機2、Windows 10アップグレード経験なしのWindows 11である。

きっかけはBIOSアップデート

昨日2台の自作機ともBIOSアップデートをかけた。1台目の第9世代Core i5機はUEFI段階でのCPUマイクロコードアップデートのため、2台目の第12世代Core i5機は(しないけど)一応第14世代も使えるようにしておくことと省電力チューン(政治のバカ!)の最適化のためである。

その際、2台目の第12世代Core i5機でアクティベーションの更新を求められて、Windows 7/8からのWindows 10/11へのアップグレードは2023年9月に終了していたのでアクティベーションの際にWindows 10アップグレード経験なしということから現在のライセンス条件との不整合となってアクティベーションが切れたというわけである。

どのみち、パッケージ版Windows 11のライセンスはいずれは仮想マシン用に1つは持っておこうと考えていたので、このライセンスは普通にWindows 11で使ってサポート切れが近づいたら仮想マシンに移そうと思っていたので時期の違いだけなのだが色々と解せないことが残った。

アップグレード条件・ライセンスチェックの契機は何だったんだろう?

今回、Windows 8→10→11のライセンスはまだトリガーがないので失効しなかったがWindows 10にアップグレードした経験のないWindows 7→11のライセンスは失効した。ここでもう一つのWindows 11のためにライセンス条件がどうなっているかが気になった。

というのも今回自作ソフトの検証の都合でWindows 11 22H2と23H2が混在したこと、BIOSアップグレードによりアクティベーションが入ったこと、Windows 10/11への無償アップグレードが打ち切られたWindows 7/8のライセンスが混在しているからである。

まず、Windows 11 22H2と23H2の混在。これはライセンス条件との関係は低いと思われる。なぜなら、23H2になった時点でアップグレードライセンス条件が変わったのであればアップグレードした時点でライセンスが切れるためである。

次にWindows 7/8→Windows 10へのアップグレードを経てWindows 11にアップグレードしたライセンスの扱いである。

このライセンスが最初がWindows 10のライセンスとして扱われるのであればWindows 11にアップグレードすることはできるのだが、最初がWindows 10のライセンスとは別の扱いとなると、ストレージ構成変更による交換やソフトウェアトラブルによる再インストールのときにWindows 10/11としては使えなくなるためである。

自分の場合は自作機1 第9世代Core i5機のWindows 11がこのケースに該当するため気になるところである。Visual Studioやプリンタのデバイスドライバなどの関係でWindows 10が動く実機を動く限りは残したいのでネットワークを無効化したWindows 10と他のOSのマルチブートを狙っている。何らかのときに、Windows 11(12?)買い直しになるかならないかは金銭的に決して安くないのと使い方の問題から切実な問題である。

実用と向学を兼ねたUbuntuマシンにするという手もありといえばありではあるが。

というわけで、Windows 7/8からWindows 10/11にアップグレードしたOSを使っている人はハードウェア変更に

というわけでフィットネスクラブに行く予定を変更して、Linux NAS役PCのバックアップ用なども考慮したWindows 10マシンの整備・構成検討をしながら本文章を書いている次第である。

仮想PCユーザーのためにパッケージ版Windowsがプリインストール版、DSP版と同じタイミングで出れば変な取り回ししないでストレートにパッケージ版Windows 11を買えたので、もう少し悩みはマシになったのだが。