Windoows 8 Release PreviewをWindows XP,7とマルチブートして試していたのだが、グラフィックドライバを一度アップデートしたにもかかわらず、昨日もしばらく使っていたらグラフィックの更新が止まって、ハングアップする始末。
強制的に電源を切って再起動し、Windowsのスキャンディスクが走っている間にトリプルブートをやめようと決め、作業に取り掛かった。
とはいえ、検証用にWindows 8環境は持っておきたいし、そのために仮想環境にインストールするのも面倒だ。
どうせ、評価版なんだから製品版ではやれない物理マシン→仮想マシン変換をやってみようということで、以下の手順を取った。
- Windows 8の高速ブートをオフにする。
- Windows 7でマシンを起動して、VMWare vCenter Converter Standalone Clientで仮想マシン化する。その際、変換元には起動中のマシンを選び、詳細設定でWindows 8のパーティションだけを仮想ディスクに変換するように指定した。
- Windows 8のパーティションから仮想マシンを作り終えた後でWindows 8のパーティションをフォーマットする。フォーマット後、Windows 7を起動し、無事起動することを確認する。
- 作った仮想マシンを元Windows 8のパーティションにコピーする。
- 作成されたWindows 8のパーティションだけを変換したので、ブート不可能になっているのでWindoows 8 Release PreviewのISOファイルから仮想マシンを起動し、トラブルシューティングの詳細オプションから自動修復を選ぶ。
これで、VMWare Playerを使って、Windows 7上からWindows 8を評価することができるようになった。
Windows 8はWindows 7よりメモリ消費量が少ないのでVMWare Toolsを入れてやるとCore2 Duo 3.16Ghz、メモリ4GBの環境で思ったよりはよく動いてくれている。
けど、仮想マシンだと画面の端でマウスカーソルが止まらないのでスタート画面や設定出すのはちと面倒である。なので、互換性のトラブルシューティングを使ってXP風終了メニューをインストールしてタスクバーに作ったスタートメニューもどきから呼び出すようにしてやった。