気がついたら5年半強経っていた
HUAWEI Mediapad M3 Lite 10、2017年に買ってOSアップデートがないまま終わったのでAndroid 7の状態で来て電池も潰れずにここまで来た。カスタムROM焼くのにアンロックコード買うのも金銭的に割に合わないと言うわけでここまで来た。
電子書籍読んだり部屋でWeb見たり、Youtube見たり、メール見たりと適当に使っていたのだが5年半強も経つと対応するソフトも減り、アプリの対応も切られてきた。けどまだ動いているわけでこれをハードオフに持っていっても二束三文、ただ捨ててもケーズデンキあたりでリチウムイオン電池廃棄処理扱いでただで廃棄してくれれば良いのだが、金を取られるとなるとそれも無駄。
となると使い続けるしかない。
動作の遅さと闘う
大容量バッテリーにSnapdragon 400番台と長時間駆動重視のセッティングだからこそここまで保ってきたのだが、その分遅いので何をするのも苦しくなってきた。
で、対処法として開発者モードでアニメーションを切る(これをやるとソフトによってはくるくる回る物がただの荒ぶる点滅になってなんかウケる)、バックグラウンドのアクティビティを減らして同時に動くソフトを減らす、ホーム画面のウィジェット・アイコンを減らすといったお約束はすでに行った。
では後、何をするか。
開発者モードのメモリ消費量(→アプリのデータ退避などが増える→動作が遅くなる)を見ていると目立つ物がいくつか見つかった。
- MIUIランチャー フォルダ分けとかないのにメモリを食っている。
- Google OK! Googleとか言わないし、Discovery見るのにわざわざ起動するほどでもないというかChromeの起動時の表示とかぶるのにやけにメモリを食う。
- GBoard 確かに今時の言葉入った辞書持ってるけどWnnの方が消費メモリが少ない。
というわけで、こいつらを
と置き換えた。そうするとだいぶ動きがキビキビした。スマホの場合特に多くのソフトがバックグラウンドで動くのでバックグラウンドの無駄ソフトを減らすのは効果があることが分かった。
さて何をするか
後はある物でできることをやって潰れるまで使い倒す事になる。Kindleのサポート切れたときもう読めなくなるかと思ったら案外読めているので、Kindle他電子書籍用に買ったAndroid 11 10.1インチタブレットは電源を切ってしばし休眠状態とする。
後は、ある物でできることをやることになる。
- 読書:Kindle、dブック、Hontoビューアーがまだ動くので使い倒す。
- 動画:軽量化のおかげでYoutubeの遅延が問題なくなったのでYoutube側がサポートしなくなるまではいけるかと。何ならVivaldiでPWA化という手もある。
- 音楽・動画:VLCが対応形式・PCとの相互運用性的に強いので、部屋で、車で楽しみまくる。特に車のBluetoothスピーカーとの組み合わせでのカーオーディオは外出先での電子書籍、音楽プレイヤーと合わせて使いまくり間違いなしだ。
- 文章:最終版の(MS)Office、Jota+、Markor
- ファイル管理・画像ビューワー他:ファイルマネージャー+が万能なので問題なし。
- その他:spacedeskはマルチモニタ確認用にあると重宝するので入れておく。
ネットからの死亡条件
スマホのソフトはWebブラウザのブラウザエンジンを動作基盤とすることが多いので、Chromeのサポートが切れたら事実上外のネットにはつなげなくなると言えるだろう。 そうなったら外からダウンロードする電子書籍も新規分はアウトなのでカーオーディオと部屋内メディアプレイヤー、オフライン文章書き端末として余生を過ごして後は放置プレイというところになるかとおもう。
で、その後はAndroid 11タブレットの余生とかAndroid 12前スマホの余生なんてのもある物でなんともSDGsからは離れた物である。