Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

ようやくWindows 8が落ち着いた。

最近本業が忙しかったり、体調を崩したり、一発ネタが妙に受けたり(これは関係ないか)して、Windows 8と他のWindowsのマルチブートの話とWindows 8上のAvast!の話が中途半端になっていた。

これでは消化不良なので自分のWindows 8の環境が落ち着くまでにどのようなことをしたか、自分のメモとしての役割も合わせて書いていくことにする。

マルチブート

Windows 8 Consumer Previewの際にひどい目に遭ったのでMBMを使ってMBRの段階でブートするOSを切り替えるようにしたのと、Windows 8をインストールしたパーティションをアクティブにするということは行ったが、それだけだとWindows XPや7を起動するときにスキャンディスクが起動したり起動しなかったりという状態になった。

そこで、アクティブパーティションの設定に加え、次の設定も行った。

  • コントロールパネルから「電源オプション」→「電源ボタンの動作の選択」を選択し、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外した。
  • 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、bcdeditを使って「Windows ブート マネージャー」の「hiberboot」の設定値を「No」にした。(「Windows ブート マネージャー」の設定に「hiberboot」という項目がない場合はいじらなくても大丈夫だった。)

これで、Windows 8を起動した後でWindows XPや7を起動したときにスキャンディスクが起動することはなくなった。
この設定により、Windows 8のシャットダウン時にNTFSの情報が書き込まれて他のOSから起動しても整合性が取れている状態になるようである。

Windows 8が異常終了したときはさすがに次回の起動でスキャンディスクが起動するのだが、このときWindows XPでスキャンディスクを行うとスキャンディスクがハングアップするということがあったので、Windows 8が異常終了したとき、マルチブートしている他のOSでチェックを行う際はWindows 7を使う必要があることも分かった。

これで安心してWindows 8と他のWindowsのマルチブートを行えそうである。
(2012年12月23日追記)
どうやら、高速スタートアップを有効にしただけではダメそうである。
そのあとの顛末はWindows 8と起動プロセスに書いておきました。

Avast!

うちの環境ではAvast!無料アンチウイルスがブルースクリーンを出すので、ネットワークシールドやウェブシールドをオフにしたが、依然ブルースクリーンが出る有様だったので一旦、同じマシンのWindows XPに入れていたNorton Internet Secutrityと交換して様子を見ることにした。

今度はXPの側でAvast!を、Windows 8の側でNorton Internet Secutrityをそれぞれ使うことにした。
約1週間Avast!を使っていたが、その間はエンジンのアップデートはなかった。
こちらではaswnwt.sysの障害は発生しなかったが、こちらでは一部の.NET Frameworkを使ったソフトを起動したときにブルースクリーンが出るという事象が発生した。
挙動監視シールドを止めることでブルースクリーンは出なくなったがそこまでしてAvast!に付き合うのはあまり良くなさそうだと感じた。ネットワークシールドやウェブシールドの基盤となるaswnet.sysや挙動監視シールドを見ていると他も問題がありそうな気がしてきた。

Norton Internet Secutrityの方は最初こそブルースクリーンにはならないがエラーが発生するということがあったが、しばらくするとエラーが発生することもなくなり今では順調に運用できている状態である。

こうしてみるとどうも、最近(2012年11月時点)のAvast! v7は品質に問題があるようだ。
やはり、複数のWindowsを持つときはウイルス対策ソフトを全部同じにするのではなく最低でも1つは別のウイルス対策ソフトにすべきだということを改めて実感した。