Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

仮想マシンで就職活動

ここでは書いてなかったけど、4月下旬から新しい会社で働き始めました。
で、転職であるが今回は急な転職ということもあり、3月からハローワークを使わないでネットから申し込める各種サービスを使っての転職を行った。
そこでぶち当たるのがMicrosoft Office。前回の就職活動の履歴書に書き足したり、ネットワーク上のサービスで作れる職務経歴書Microsoft Office形式。LibreOfficeのような互換Officeでは通用しないキチキチレイアウトのファイルである。なのだが、こちらには現役のMicrosoft Officeはない。あるのはサポートぎれの2007。売っているのはなんか胡散臭いWindows 10でしか動かないうえ、サポートが短くなったMicrosoft Office 2019か、何年も使うと高上がりなMicrosoft Office 365ときている。就職活動が長引くと収入が不安定なうえ、少しは安価なアップグレード版もなくなったMicrosoft Officeを買うのはためらわれるというものである。
そこで考えてみた。ネットワークから手に入れたファイルを直接開くのがまずいので、いったんリアルタイムスキャンにかけて安全と確認したファイルを扱うようにすればよいのではないか。また、Office 2007を隔離した環境に入れてOffice 2007がトラブル起こしてもホストOSに影響を与えないようにすればよいのではないか。
という訳で、Windows 7のXP Modeの絡みもあって余っていたWindows XPVMWare Workstation Playerに入れて、仮想環境の中にOffice 2007を入れることにした。これで、Office 2007の隔離に成功した。そして、就職活動で使うファイルはVMWare Workstation Playerの仮想フォルダから扱うようにした。これにより、安全かつ、過去のOfficeを使うことで紙・インク・クリアファイル・封筒代分だけに出費を抑えて就職活動を行うことができた。
副作用として、自分はマルチブートを行っているのだが、ドライブ名を合わせることで各OSからOffice 2007隔離環境が使えるようになったうえ、中途半端なバージョンでしか読めない状態になっていた過去のOpera Mailを見ることができるうえに過去のOperaを隔離することもできたり、Windows 8.1で画面分割せずにデスクトップ環境を使いながらフリーセルで遊べるようになったりもした。今度は、過去のFirefox ESR+MAF拡張を利用してMHTファイルを読める環境を作ってみるというのも良いかもしれないな。
それにしても世の中の人はPCには必ずMicrosoft Officeが入っているとでも思っているのだろうか。そんな考えはぶっ潰れてほしいものである。という訳で、他のOfficeスイートもレイアウトの互換性の面で頑張ってほしいし、Officeに限らずコピペが楽な上に安価な方法で履歴書や職務経歴書が作れるようになってほしいものである。