Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

もう、Linuxでもいいんじゃね?

今日は勤務時間を書いたあと、なんとなくテレワーク用の第3世代Core i3 2.5Ghzのノートパソコンを使っている。Linuxで。

そもそもこいつテレワーク用にWindows 10で再生したHDD積んだ特価品のノートパソコンにメモリを足して8GBにしたマシンである。Windows 10のサポートもあと4年残っているし、HDDは使い込まれているので4年使えるかというと怪しいところである。そう考えると別に何もしなくても良い気がする。

でも、Linux入れた。そのへんについて書いてみる。

引き金は引かれた

前から、HDDベースでHDDを交換するのに分解が必要となるこのPCでのWindows 10の運用は特に起動時に苦しいと感じていた。一通り起動すれば適正なメモリ量を積んでいるので問題はないのだが。

そんな中に、Windows 11が発表されたのだが、動作環境は実に厳しい。自分のPCでは2020年に中身を組み替えた自作機1台のみが動作要件を満たしているくらいである。

だったら今のうちからLinux入れてどこまでいけるか見てやろうじゃないかと思ったので今回Linuxを入れたというわけである。

今回のマイチョイス

内蔵しているのがHDDなので、システムを大きくしたくないのと今回は勉強ではなく、実用的に使うのでxubuntuを選択する。Ubuntuファミリーなのでソフトや情報が多いのとデスクトップ環境のソフトウェアを考えてこの選択。Windowsでもいつも使っているFirefoxがいて、LibreOfficeもいる。サブマシンなのであとは足りなくなったら入れるというくらいで十分である。

システム構築

OSインストール

まずは、パーティション調整。WindowsにMiniTools Partition Wizard入れてWindows領域を縮めて容量を確保する。Windowsは先頭に、Windows用ツールを入れる小さなパーティションと内蔵HDD内でデータのやり取りをするためのFAT32パーティションLinuxスワップパーティションは端に寄せてWindowsパーティションLinuxパーティションがくっつくようにした。これで、パーティションサイズ調整の余地を残す形とした。でEFIパーティションブートローダー入れて完成。

ソフトウェア

エディタはvimとmousepadで十分。日本語入力はインストールされた時点で設定済みだし、他のソフトウェアも十分な機能があるので足したのはブラウザと箸休めのAisleRiotソリティアくらいである。ブラウザはFirefoxがあれば基本的にはやっていけるのだが、世の中はBlinkエンジン前提なので、はじめはChrome入れて他のPCと同期したが、つまんなくなったのでアンインストールして、標準のいない(もとからいるFirefoxもその気になれば消せるし)好きなブラウザだけを使うという選択肢のある状態を楽しむべくVivaldiを入れ、Chromeのデータの残骸からブックマークを構築したあと設定を煮詰めて、Looper For Youtube入れてフィニッシュ。

Windowsデュアルブートになるのでシステムが小さいとはいえデータ格納領域が減るのでかつて使っていたジャンクマシンから取り出したHDDをExFATフォーマットにして補助記録用とする。Firefoxの設定はブックマークと拡張機能をこいつで運んであとは細かいところを詰めて完成。

 

インプレッション

時間表示の形式くらいしかカスタマイズしていないのでやや古臭い感じもするが無駄のなさがいい感じである。どこかのCMではないが、何も足さない・何も引かないを体現した感じでちょうど良い感じである。

また、メイリオがいないのでブラウザのゴシック体が整ったゴシック体で表示されるというのも良い感じである。メイリオの視認性の高さもありだと思うけど、整ったゴシック体やカスレのない明朝体などフォントの見た目も良いので見ていて落ち着くというものである。

あと、フリーセルやるのに30秒なんてクソ長くて誰も買わないゲームの広告を待たなくて済むのもいい。

効果

システムが小さいので起動してからログイン画面がでるまで、ログインしてから操作できるようになるまでが早い。

Windowsではシステムが大きかったりいろいろなサービスを読み込んだりするので起動するまで、起動してからログイン画面が出るまで、ログインしてから操作できるまで時間がかかるので、実にストレスが貯まるというものである。

それに、サブマシンということで使いみちや使っているものがほぼ一緒ということを考えると起動の早いxubuntuのほうが快適である。

デメリット

アンチウイルスソフトが少ない上に入れるのが難しい

いくらLinuxとはいえ、ウイルス食らった日にはシステムは遅くなるは他人に迷惑をかけるわとろくなことにならないのでアンチウイルスソフトを入れることにした。結局ClamAVを入れてclamonaccでリアルタイムスキャンをするようにしているが、いろいろと調べる必要があった。

もっと簡単に入るアンチウイルスソフトはないのかと言いたいところであるが、アンチウイルスソフトが少ないので選択するすべがないというわけである。

この辺は簡単に入るリアルタイムスキャンができるアンチウイルスソフトがほしいところである。

無線LAN子機を認識させるのが面倒だった

ノートパソコンは無線LANを積んでいないのでWindowsではUSBの無線LAN子機を使っていたのだが、これをLinuxで使えるようにしたのも何かと調べてやったので面倒だった。

この辺も弱いところである。

結論

Windows 11に触発されてxubuntu入れてみたけど、個人的にはWindows 10で使えてたけどWindows 11動かないマシンに入れるのはありだと思う。というか、おすすめである。更に、今でもWindows 10入ってるけど実用的に苦しいゴミマシンだったらさっさと入れ替えろというレベルである。今回のマシンはxubuntuメインで使っていこうと思う。

どこかでWindows 11入らないんだったらChromebook化しようという記事があったが正直言ってWindows 10普通に使えるマシンだったらChromeOSじゃ役不足だと思う。LinuxにもChromeあるし、他にもいろいろと使えるのでChromeOSにするのは正直もったいないと思う。

家庭用だとMicrosoft Officeはオーバースペックだからいらないし、ネット見る、デジカメ画像撮っておくとかといった一般的な用途であれば十分務まると思う。

あとは、アンチウイルスソフトとデバイスサポートが強化されればそれ以外は家庭ユーザーにとっては十分なので4年の間にデスクトップ用途でLinuxディストリビューションが一般人の選択肢になる環境が整うのを期待したいところである。

これで、まだまだ使えるけどWindows 10のサポートが切れて廃棄になるような地球資源に悪い事態が減ると幸いである。