拙作のファイル同期ツールMulSyncをバージョンアップした。
tatsu.life.coocan.jp内容自体はバグフィックスと使ってて足りないと気付いた部分の修正である。
内容は大したことないが、このバージョンをWindows XP/Vista対応の最終バージョンにしようと思う。また、他のソフトでもMSX関連とかWindows 7以前で動かす意味があるソフトを除いてソフトウェアはWindows 8.1以降対応、ソースはVisual Studio 2019以降前提ということにしていこうと思う。
潮時は過ぎていた
拙作は今までWindows XPあたりでもできるだけ動くように作ってきたが、2020年にWindows 7の一般的なサポートが終わったでその時に自分が作ってきた主だったソフトはWindows 8.1以降の対応でよいことが分かった。
自分が作った主だったソフトを挙げてみよう。
- BookSync WebブラウザをWindows 7で使うのは危ないのでWebブラウザのブックマークをいじるのもWindows 8.1以降になるのでWindows 7以前のサポートは不要
- Meiryo UIも大っきらい!! & Re-Metrics 検証を除くとそもそもWindows 7以前で動かす意味がない
- MulSync ネットワーク上の共有ドライブとの同期を主とするなら区切りをつけてもよかった
実はMulSync自体もパス長260文字越え対応のために入れてたexe.configファイルを消さないとWindows XP/Vistaで起動しなくなっていたし、他にも古い環境にとどまるのも色々と弊害が出てきたからである。
弊害としては以下のものがあげられる。
Visual Studio 2008はそもそもWindows 10で動作保証されてない
見出し通りであり、今後Windows 11も開発環境に入れていくにあたってWindows 11でVisual Studio 2008が動くかどうかは怪しいので開発するにあたってVisual Studio 2008自体が使えなくなる可能性があるためである。.NET Framework 3.5もOSのコンポーネントでなくなったので、.NET Framework 3.5のサポートが切れると依存しまくるVisual Studio 2008もいつ動かなくなってもおかしくないというものである。
言語の最新バージョンが使えない
.NET Framework 3.5では.NET Framework 4.0以降の機能を使わない範囲でC# 7.3が使えることになっているが、どこまで機能を使えるのかわからないし、C#には何かと便利な機能が増えているので使っていきたいところである。
C++も同様で2010年代から機能がいろいろと増えているのでぜひ使っていきたいところである。それに、ランタイムのサポートを考えると脆弱性対策の面でもなるべく新しいものを使っていきたいものである。
このようなことを考えるともうVisual Studio 2008とWindows 7はとっくに卒業すべきだったといえるだろう。
というわけで、今後は十分成熟したVisual Studio 2019(とそれ以降)についていこうと思う。
余談
秀丸関連って何使って開発しているんだろう。最新機能取り入れながらいまだにWindows 98からサポートしているって化け物だと思う。