時間がかかる通勤には暇つぶしアイテムが必須だ
テレワーク生活が終わり、10月18日からバスと地下鉄で片道50分の生活が始まった。往復合計で100分。しかも朝はバス時間の都合で到着したあと30分は暇な時間がある。暇つぶしアイテムが必須である。
メインのスマートフォンならネットも電子書籍も音楽もこなせるが時間が長くなるとバッテリーを食う上、料金プランも小容量プラン、その上自社との連絡などもあることから常にネットワークを使えるようにしておきたいので、メインのスマートフォンはなるべく温存しておきたい。
そこで、電話としては使わなくなったスマートフォンを2台活用することにした。1台目はZenFone3。まだブラウザも電子書籍も使えるのでバスと帰りの地下鉄では電子書籍、駅のベンチではWiFiでブラウジングを楽しむことにした。そして2台目は
古くなったスマホ、最後のリユース - Tatsu still writes something... Fourth season
で音楽プレイヤーになった Xperia AX。こいつは付属してきたイヤホンとともに音楽プレイヤーとして音楽を楽しむことにした。
1週目。この体制で通勤時間を楽しく過ごしながら新しい仕事に参入した。そして、2週目。事態は突然訪れた。
Xperia AX、死す。
週末、友人と泊りがけで遊びに出かけて帰ったあと、Xperia AXを充電して、ある程度充電したあとどれだけ充電できたかと電源を入れようとした。ところが、赤いランプが点滅するだけで全く電源が入らない。先週も何もしていないのにバッテリーが急に減るなど怪しい挙動が見られたのだが、どうやら電源関係が完全にだめになったようだ。
誕生、シャープのミュージックプレイヤー
ロボットアニメとか、スーパーロボット大戦ならここでパワーアップした後継機が登場するところだが、そんなものはない。ZenFone3+どこでもおなじみ万能メディアプレイヤーVLCで音楽プレイヤーも担わせるという手もあるがその前にまだ使えるものが眠っていたのを思い出したので、こちらを登場させることとする。
Windows Media Playerとの同期がうまく行かないのでケーブルなどを入れる箱で放置していた携帯電話シャープSH-07B。バッテリーを買い足して延命を図ってたりしていたのである程度使えるはずということでこれを投入することとした。リユース再びである。
Xperia AXの形見のMicro SDカードなど手元の使わなくなったSDカードを整理していたら何故か電池容量が少ないので使わないでいた中華MP3プレイヤーに16GBのMicro SDカードが入っているなど変な状態になっていたので、組み換えを行うことにした。
まず、中華MP3プレイヤーのMicro SDカードは中身をPCに引き上げる。次に、SH-07Bで使っていたMicro SDカードは写真をPCに引き上げてフォーマット。中華MP3プレイヤーに入っていた16GBのMicro SDカードをSH-07Bに持っていく。そして、Windows Media Playerから手持ちの音楽を同期。これはうまく行った。どうやら今まではなにか同期データの不整合が起きていたようだ。そして、拡張端子につけるイヤホンジャックにかつて持っていたシャープのMDプレイヤーに付属していたイヤホンをつける。これでほぼオールシャープのミュージックプレイヤーが完成した。
中華MP3プレイヤーにはより少ない容量のMicro SDカードをあてがって、PCに退避していたデータをリストアした。
そして、2週目が終わってこれを書いているが、SH-07Bの電源関係は安定しているようで、何もしてない時にバッテリーが異様に減るということもないので電源は入れたままとした。しばらく使ってなかったので断線したかと思っていたシャープのMDプレイヤーに付属していたイヤホンも使っているうちに断線っぽい症状がなくなった。しばらく電源入れてなかったので狂っていた時間も正しく設定し直した。これで、音楽プレイヤー、見たい番組ないけどワンセグTV、そして入れたままになっていたiアプリフリーセル機としてSH-07Bを使い切る準備が完成した。これで、通勤時間の暇つぶしの元携帯電話軍団とビジネスホットライン+αの現在使っているスマートフォンという部隊が完成した。
さらば、Xperia AX
Xperia AXは病院に行った帰りに本体とクレードルをリサイクルボックスに入れて何かに生まれ変われるよう供養した。リチウムイオン電池は家電量販店でプリンタのインクカートリッジとともに適切に処理した。
出たときから体調崩すまではドコモ契約で通信端末、体調崩してから次の仕事につくまでは格安SIMで使うというふうに終始データ端末として使ってきた。電池が心もとなかったり、手持ちを重視した形状が災いしてNFCを接触させづらいという難点もあったが、ソニーらしいソフトウェアの数々などいろいろ凝ってたなと思う。ありがとう。