Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

使わなくなったPCケースを袖机?にする

PCケースのなれの果て

袖机?なのか?

ケースの引退

tatsu-syo.hatenablog.jpで書いたように先週末、今週末とで自作PCのケースの入れ替えを行った。システムの伸びしろががないのとサブマシンのケースが不便という理由である。

引退したケースの来歴

ハードオフで購入したケースに押し出されたこのケースであるが、実はこちらもハードオフで購入したケースである。ハードオフ仙台市太白区にあったころの話である。それにしても仙台市太白区の買い物の不便なことよ。生活必需品以外のものを買うとなると結構車を飛ばさざるを得ないことが多い。ハードオフとか。他の区だと生活必需品以外の店も結構あるのだが。

テクノバード製の名前のわからないケース、部品取りをしてメインマシンの1世代前の部品を入れることに使っていたのだが、不便の連続だった。

少し使ったら電源スイッチの板バネが壊れて電源ケーブルのスイッチを直に押すことになったり、5インチベイに機器を取り付ける際は板越しでねじを止める必要があって作業しづらいとか、3.5インチベイが外しづらいとかいざ使ってみると難点だらけだった。

そんなケースであるがケースを買うタイミングをつかみ損ねている間に2022年まで来てしまい、ベイの少ない側面ガラスの弱そうなケースがはやりとなってどうしたものかと思っていた。ケース買うと段ボールとかの処分も面倒だし。そんなところにやってきたでかくて強い中古ケースが来て引退となったわけである。ハードオフで買ったケースでハードオフで買ったケースを置き換える。ジャンキーだ。中古ケースという建前だけど。

使えるものは使う

PCケースとしては引退である。けど、部品としては予備部品として使えそうな部品は取っておくことにした。前の話でも出した六角スペーサー(今までは六角スペーサー不足でマザーボードたわませて作業してた。マザーボードに悪影響が及ぶぞ)、さんざん手で押した電源スイッチ(別のケースで電源スイッチを交換したことがあるので)、同じ理由で使うことがなかったリセットスイッチとスリープスイッチのスイッチ付きケーブル、ケースファン、BEEP音スピーカー。スロットカバー、ねじ。使えそうなものは全部取った。一連の作業の中を終えるとねじ袋の中はわけわからなくなっていた。HDD用ねじはかつてまとめて買ったのでどれかわかるのだが。

さて、どうしたものか

取れるものは取った使用を終了したPCケースだがそのまま処分するのはいささか面倒である。

プラスチックのケーストップカバーを取り外して平らな鉄の面を見てふと思った。簡単な物入兼、物を置くサブスペースにできないかと。

テレワークで打ち合わせをしているとキーボードをどけたりする必要があるのだが、その際置く場所に困ることがあった。また、テレワークを行うときは会社に接続するための中古ノートパソコン(USB起動Linuxでネットワークが動くシンクライアント用PCが必要なので)とキーボード、23インチフルHDディスプレイ、PPPoE接続用ルータートラックボール(手を動かさないのでスペースを取らないし、図を描く以外は手が楽)と置いていると机の上が埋まるので、物を置くスペースが欲しかった。

また、雑用のケースに入ったHDD 2台も置く場所が浮いていた。

この問題を使わなくなったPCケースで何とかできないだろうか。

袖机ならぬ袖箱を作る

というわけで、使用を終了したPCケースに手を加えることにする。

まずはケース下部。部品取りでファンと配線を取り去り、3.5インチベイを取り去るとATXマザーボード用ケースなので結構空間が開いている。電源を設置していた場所には電源を支える板がある。5インチベイもドライブ3台分相手結構なスペースになっている。この辺が使えそうだということで100均に行ってみた。

まず、ダイソー。まず、厚紙製の引き出しを見つけた。電源を設置していた場所に入りそうだ。次に見つけたのは木材。40cm×15cmの板と脚として使えそうな直方体セットがあった。これで株のスペースを2段式にしよう。さて、ケース上面が鉄むき出しというのは見た目や手触りが悪いので何か使えるものはないかと思ったが使えそうなものはなかった。

そこでセリアさんに移動。鉄の上にかぶせるのに使えそうなリメイクシートを見つけたので購入。

製作

まず、ダイソーで買った板にボンドで直方体をつけて足としてケースを二段にする。この手は前に目覚まし時計とAmazon Echo dotを置くスペースを作った時も使った手である。ボンドが乾くまでの間ポケモンGOで時間つぶし。帰ってきたころには接着が済んでいたので、ケースに入れてみた。若干下段が低い気もするが、上段に余裕があり、ケースの幅とも会っているのでばっちりだ。

次は、電源スペース。厚紙製の引き出しは引き出しと上がトレーになっているのだがトレーにアクセスしにくいので引き出しの取っ手側を切った。これで使えるスペースになった。接着は両面テープ。つけられるところには付けてみたが、まだ物を入れてないのでどこまで行けるかは未知数である。

次はケース上面。ケース上面は凸凹していたので、まず座椅子買ったときの段ボールを切って両面テープでケース上面に貼り付けて凸凹を軽減した上でリメイクシートを貼る。両サイドのふたにも貼る。最初、外に出ない面のふたに貼ったら買ったときのしわをうまく処理できず、しわが目立ってしまった。見えないからいいけど、やり方を変えて今度は開け閉めする側のふたにもリメイクシートを貼る。今度は割とうまくいった。

ケース前面、背面は何もしない。前面はベイのカバーがない部分がちょうどよく取っ手になるし、背面は空いていると入っているものがある程度見えるので利便性を考えてそのままにする。これでできたのが最初に出した物体である。

これで、適度に持ち運びができて取り回しの良い物置スペースができた。会社がコスト削減のため、幹部以外はリモート作業にするということで、作業スペースの使い勝手を良くする必要があるのだが、それにもマッチしている。テレワークの時とか役に立ってくれるだろうって、今客先作業だった。

あ、5インチベイどう処理しよう。機器を支える板とか3.5インチベイケースをつけるための板の処理ができていないや。ネタが浮かぶまで保留。