Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

WiFiルーターを買い替えた(前編)

今週は木曜から出社しての作業だったので、帰り際にヨドバシカメラに寄ってAterm WX3000HPを買ってきて、週末の今セットアップを終えた。

WiFiルーター買い替えの例として役に立つかもしれないので経緯を書いておく。

前兆

基本的にWebのテクノロジーベースで作られているステーションメモリーズ!を家のWiFiで遊んでいるとキャラクターのストーリーを見る際やガチャの際にタイムアウトするということがしばしばあった。他のシーンは動くので大きな実害はないし、他ではAndroidアプリのアップデート時のダウンロードがつっかかる程度だったのでこのときは、WiFiルーターの飛びが場所の問題等でたまたま悪いのかなと思っていた。

問題発生

新型コロナウイルス渦中ということもあって、今年に入ってからどうしても必要がある場合を除いてテレワークを行っていたのだが、朝会社の自席PCに繋ごうとするとVPN接続の時点でつながらない。Firefoxで外部のサイトにアクセスしてもつながらないのを見るとDHCPで部屋のLANのIPアドレス等が振られていないようだ。

自社のテレワーク環境はUSB起動のLinux環境を立ち上げてそこから会社の自席PCに接続するのでCPUパワーがいらないことから消費電力が少ない上に外部ディスプレイを接続するとデュアルモニターになって使いやすくなるノートPCを使っていたのだが、仕方がないので自作機にスイッチ。こっちはではなんの問題も起こらず。椅子ではなく胡座かいて作業するのでなんとなく違和感がある。

一度だけなら何かの偶然かと思ったがもう一度起こった。これ以上起こるようならテレワークはおろか部屋でのインターネットもできない。部屋でのインターネットはともかく、テレワークができないのではてんで話にならないというものである。この時点でWiFiルーターの買い替えが頭をよぎった。

引き金は引かれた

そうこうしていると、使っているルーター脆弱性があるというニュースが流れた。で、メーカーのWebページを見るとファームウェアのアップデートは行われないようである。これでは脆弱性が残ったままである。プライベートでもあまりよろしくないが、テレワークで使うとなると会社に迷惑をかける可能性があるのでこれはまずい。

そこでWiFiルーターの購入を検討すべく、寿命について調べてみると4〜5年ということだった。

で、使っていたWiFiルーターの購入日を調べてみると見事に5年経っていた。考えてみればWindows 10出て、運用するのにADSL回線では力不足ということで光回線引いた頃である。これは流石に劣化もするわということでWiFiルーターの買い替えを決意した。

(後編に続く)

SylpheedからMozilla Thunderbidにおバカに移行してみた

というわけで、SylpheedからMozilla Thunderbirdにメールソフトを移行しました。

で、取ったやり方。

  1. Thunderbidのアカウントをメッセージの格納形式にメッセージ単位(maildir)を指定して作る。
  2. Sylpheedのメールフォルダと移行したいThunderbirdのメールフォルダ(フォルダを作成してプロパティで場所を格納した方がよい)を開く。
  3. SylpheedのメールフォルダからThunderbirdのメールフォルダの下のcurフォルダに.(ドット)で始まるファイル以外を全部コピーする
  4. Thunderbirdのメールフォルダの下のcurフォルダにコピーした全ファイルに対してx-mozilla-status:で始まる行を削除する。これをやらないとThunderbirdからインポートしていたファイルのタイトル・送信者・送信時刻表示がおかしくなることがある
  5. Thunderbirdのメールフォルダのプロパティからフォルダーを修復を実行する

これで、Sylpheedのメールフォルダの内容がThunderbirdのメールフォルダに移行されるというわけです。あとは、これをアカウント・フォルダ分繰り返すだけ。ファイルを直接コピーとか、邪魔なヘッダーをいちいち消したりといったところがおバカっぽいです。

けどこの方式、インポート結果が変でもフォルダ単位で移行するMBOX形式を介した移行ではインポート結果が変になったところから後ろ全部が被害を受けるのと違って、今回の方式では1メール1ファイルなので被害を受けるのは変なメールだけと被害が少なく安全というのがよいところです。

アドレス帳も移行したし、あとは使いながらフィルターなどを調整するだけです。

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Windows 11関連について思う

Windows 11の普及ペースについて

tatsu-syo.hatenablog.jpを書きながら改めてWindows 11 の仕様 - Microsoftを見ていたのだが、TPM関連は暗号化使わない企業向けの安価なPCや個人用PCだとファームウェアTPMサポートしているCPUでも設定関係がなくて使えないということが出るのではないかとふと思った。さらに言うならWindows 11 の仕様 - Microsoftの奥にあるWindows Processor Requirements | Microsoft DocsにあるCPUがかなり最近のものと考えるとさらに現状では使えないPCは多いのではないかと思う。さすがに第6/7世代Coreiシリーズは企業でも2021年現在ではまだ買い替え時期ではないでしょう。そう考えるとWindows 11の普及ペースは速くはならないのかなと思う。

セキュアブートとかファームウェアTPM設定のようなBIOS設定は集中管理しにくいし。移行期のシステム管理者は大変だろうな。

Windows 11出る頃にはちゃんと装備のそろったPCが出るから買い替えろということなのだろうか。Windows 10のサポートが終了する4年後に買い替え需要が起きるのか、どうなることやら。

PCリユース

Windows 11が第8世代未満Coreiシリーズ相当を切り捨てるとなると性能的にはまだいけるけどOSが対応しないというケースが増えそうで資源的にはだいぶもったいない気がする。こういったPCをリユースするケースはどのくらいになるのだろうか。また、その時のOSは何になるのだろうか。個人的にはPersonal Computerらしい他者に依存するものの少ない自身でいろいろできるOSがいいなと思うのだが。

うちの古いHDD起動マシンはWindows 10でも起動が遅かったりしてかったるいのですぐにでもLinuxあたりを入れて併用しようかなと考えている。

ジャンクPC動画とWindows

ジャンクPC動画見てるとWindows 10って懐深いなと思う。自分はWindows Vista用に買い替えたとかWindows 7がまともに動かないから買い替えたというケースがあるので外れを引いている気がするが、古いハードウェアにWindows 10入れるさまを見るとハードウェアサポート広いなとつくづく思う。

Windows 11ではこういうことはできなくなるからWindows 10終わったら古いハードウェア動かすジャンクPC動画減るのかな。そう考えると寂しいものだ。

 

自作機をWindows 11 Readyにする(その2)

前の記事に書いたように自作機をWindows 11 ReadyにするにはUEFI対応、セキュアブート、TPM 2.0がキーとなるのだが、うちのCore i5-9500とマザーボードMSI MPG Z390 GAMING PLUSではどう処理していったか説明してみる。なんかの役に立てば幸いだ。

UEFI対応

UEFI対応にするにはブート用のSSDをGPT形式にする必要があるので、拡張パーティションに合った内容を対比した上で拡張パーティションを削除し、MBR2GPT - Windows Deployment | Microsoft Docsを使うことでブート用のSSDをGPT形式に変換した。

ここで、BIOSを確認したうえでUEFIブートすることを確認した。

その後、拡張パーティションにあった内容をパーティションを作って書き戻して元の状態に戻したほか、ディスクレイアウトの自由度を考えてEFIシステムパーティションをディスクの端っこにもっていったり、回復パーティションを作りなおしたりしておいた。

TPM 2.0

TPMなんてなかったよなと思っていたらTrusted Platform Module - Wikipediaを見るとファームウェアTPMというものがあるそうで、BIOSのSettings - Security - Trusted Computing - Security Device SupportをEnableにし、同じところにあるTPM Device SelectionをPTT(これがファームウェアTPMとかソフトウェアTPMってもののようだ)に設定して起動したらデバイスマネージャーのセキュリティーバイスにトラステッド プラットフォーム モジュール 2.0というものが出てきた。

これでばっちりだ。

セキュアブート

これが一番の難関だった。BIOSのSettings - Advanced - Windows OS Configuration - Windows 10 WHQL Support をEnabledにして、Secure Boot - Secure Boot SupportをEnabledにしてはい終わりと思っていたらなにやらSystem ModeがSetup Modeになっていて設定できないときた。

なんだそれと思いながら英文メッセージを見ると何やらキーをEnrollせよとあったので、セキュアブート周りは何もしてないので問題ないだろうということでEnroll all Factory Default keysを実行して初期のデフォルトキーを登録することで System ModeがUser Modeになってセキュアブートを設定することができた。

これ、英文読めても意味わからんぞ。

とどめの確認

最後のとどめにPC 正常性チェック アプリをダウンロードして実行し、要件を満たしていることを確認した。ブート用のSSD仮想マシンとか考えて1TBにしてるし、メモリは買い足す必要がないよう32GBにしているから問題ないだろう。

これで、動作確認環境の準備は整った。あとは、動作環境構築のためのライセンスをどうするかだ。Windows 10終了までまだ4年あるので動作確認のためデュアルブートできるようにしておかないとまずいし。

まあ、それは出た時の話しだ。

自作機をWindows 11 Readyにする(その1)

さて、各所でニュースになったように今年後半にはWindows 11が出ることになった。フリーソフト作者である自分としては動作確認のために用意しておきたいというところである。

事前情報から考えるにメインの自作機以外には入れられないだろうと思っていたので(中古ノートPCとか11年物の自作機はまず無理でしょう)メインの自作機を念頭に準備をしようと考えていたが、いざ出てみるとWindows 11 の仕様 - Microsoftとあるように動作条件は結構厳しかった。

何が厳しいか見てみよう。

今までの状態

Windows 11導入にはUEFI対応、セキュアブート、TPM 2.0がキーとなるとなるのだが、今まではこんな状態だった。

  • UEFIMBRブートのSSDをコピーしつつ使ってきたのでUEFIブートには対応していない
  • セキュアブート:必要性を感じなかったので設定していなかった
  • TPM 2.0:マザーボードにはついていなかったよな。

こいつを何とかしなければいけないというわけである。

で、どうしたかということになるが、長くなるので次の記事で書くことにする。

自作機をWindows 11 Readyにする(その2) - Tatsu still writes something... Fourth season

につづく。

そいつは20年の時を経て戻ってきた

何度か聞かれた気がする。Windowsで拙作のMSXエミュレーター用ディスクイメージ作成ツールPhyLoCPを使うにはどうすればよいですかと。32ビットOSが主流の時はCOMMAND.COMを立ち上げてそちらで使ってくださいという回答でもよかったがWindows 8,10と時がたち、使用するソフトの肥大化で64ビットOSが主流になると64ビットOSではMS-DOS用の16ビットプログラムは動作しないので、これではまずくなってきた。

Windowsでは他にもディスクイメージ作成ツールはあるので、誰が使うんだろうと思っていたが、最近も聞かれたので作ることにした。

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テレワーク用にPCのモニターを追加した

少し前になるが、テレワーク用にフルHDモニターIO DATA LCD-AH241XDBを購入した。

2月13日の地震の後からだろうかテレワークに使用していた購入から9年になるフルHDモニターMITSUBISHI RDT233WLXとノートPCをアナログRGBで接続していると会社とのリモート接続用USBメモリLinuxの起動画面が乱れたり、起動時にうっすらと縦の白線がでるようになってきた。テレワーク中に調子が悪くなったら困るのであらかじめ新品を購入してテレワークはこちらでやるようにして、致命的ではないプライベート用にMITSUBISHI RDT233WLXを回すことにした。

導入したIO DATA LCD-AH241XDBのほうでは会社とのリモート接続用USBメモリLinuxの起動画面が乱れるということはないのでとりあえず問題は解決したといえる。スマートフォンなどでブルーライトの問題が言われる昨今だけあってブルーライト軽減機能や目の疲れ対策機能なんてのがあるのが今どきである。で、目の疲れ対策機能なのだが1時間つけっぱなしにしているとアドバイスが出るという面白機能だった。一応コンシューマー向けとして家電量販店で売っているけど、オフィスのほうが向いているのではないだろうか。

で、プライベート用に戻ったMITSUBISHI RDT233WLXであるが、そのあとはデジタル接続だけを使っていることもあり、症状は落ち着いている。ただし、設定ボタンを押すと違うボタンを押したときの動作をするということが結構起こっているのでやはり経年劣化は否めないところである。

ともかく、これでテレワークも快適、プライベートも犠牲にしないPC環境が整ったというものである。

ちなみに、繋ぎで購入したジャンクの1280×1024モニターはケーズデンキへリサイクルに出した。金はかかるが、環境には配慮したつもりである。

Windows Meマシンを解体した

2月13日の地震から次の週末。近所の電気工事屋さんの都合で壊れたコンセントの部分を空けるためコンセントのあったところの正座用PCデスクをどかしている生活がいまだに続いている。すでに各地の断水も復旧したというのに。そうなってくると邪魔になるのがWindows Meを入れたミドルタワーPCである。すでに、自分の環境でも対応するソフトがほとんどない上に自作ソフトでもターゲットとするソフトがほとんどないことからただの置物と化していた。使うことがないのに置いていてもしょうがないので処分することにした。

Windows Me PCのCPU、マザーボード、メモリは初めてPCを自作した時のもの、ケースは初めてPC互換機を購入した時のものであり、思い入れはあるのだがシステムは他に流用するには非力、ケースは現代のケースと比べて小さく、バックパネルもつかないのでこちらも流用不可ということでいずれ捨てることになるものなので、いつ捨てるかという問題だった。地震があり、部屋に置く余裕がなくなったのでその時が来たというものである。

Windows 95/98/Me世代のソフトを残したいという強い理由があれば動態保存で置いておくのだが2020年の今となっては残したいソフトもなければ自作ソフトのターゲットにもならないので、自分のところでは廃棄を選んだというわけである。こうしてみるとソフトの保存というのも大変なものだとふと思う。

ついでに、劣化していずれ捨てるであろうサブのCore2Duo搭載自作機を基準としてそれ以前の予備のパーツも廃棄することにした。予備のマザーボードとCPUのセット、ビデオカードマザーボードに有線LAN IFが搭載されていなかった頃使っていたLANカード、そしてモデムカードといった基盤類やIDE接続のDVD-ROM、余ったFDD、あとIDEケーブルの山と付属品をだいぶ廃棄した。

で、処分なのだがさすがに買取は無理なので、中身を解体して小型家電回収ボックスに入るものは入れ、あとは地域の廃品回収に出すことにした。ただ、ねじやスロットのバックプレートは流用が効くのでこれは回収し、USB 2.0拡張カードPCIスロットを持つサブの自作機に回すことにした。

これで、PCは普段使いのメインPCとバックアップ・Windows XP以降のソフト用のサブマシン、テレワーク用ノートPCの3台となってすっきりしたというものである。のだが、Windows Meマシンの亡霊の120GB IDE HDDと空いていたIDE HDDケースが合体して外付け120GB USB 2.0 HDDなんていうどうするんだという代物ができてしまった。こいつをWindows 10のインストーラー用にできればいいのだがそんな仕掛けはないので使い道に困るというものである。動いているうちにゼロクリアして処分した方がよいだろうか。

というか、コンセントの修理いつになるんだろう。いまだに地震から復旧していない我が部屋である。

 

2021.2.13 After...

福島県地震起きる

2021年2月13日23時8分。掛布団だけかけてうとうとしていると妙に揺れたので掛布団蹴り飛ばして慌てて部屋の入口の安全地帯に飛ぶ。様子を見ていると緊急地震速報が鳴り響く中横揺れがさらに激しくなってタンスの上のカラーボックスや本棚、机の本棚に置いていた本が激しく吹っ飛ぶ。自室が2階ということもあるが、東日本大震災を思い起こすような揺れだ。さらに電気も消えた。幸い電気はすぐついたが部屋は足の踏み場もない状態。ひどい地震だ。寝ていて眼鏡も外した状態だったので視点のずれで頭が痛くなりながらとりあえず眼鏡を探すべく部屋の整理を始める。たまたま東日本大震災の時に使っていたワンセグガラケーがあったのでつけてみると震度6強などと言っている。なんてことだ。30分くらい探していると予備のメガネが見つかった。これで一安心。机の上に乗ていたスマートフォンは無事だったのでネットを見てみようと思うとルーターONUを接続している電源タップのスイッチのライトが消えている。何が起こったのだろう。1時間くらい経っただろうか。常用しているメガネは何とか見つかった。らちが明かないのでとりあえず今夜は片づけをあきらめて寝ることにした。寝付けないので携帯電話からFacebook,Twitter,メールで無事を伝える。

そして夜が明けた

3時間くらい寝ただろうか。隣室の家族の足音で目が覚める。朝食べる予定だったパンを食べて薬飲んでから片づけを再開する。2時間くらい片づけを行って何とか片付けが済んだので、ルーターONUを接続している電源タップを見ると出っ張っているコンセントが破損していた。危険なので慌ててつながっていた機器を外す。

どうやら、テレビ台がずれてコンセントに直撃して破損したようだ。よく見るとカーペットもずれている。なんという揺れだ。これで震度5弱というのだから仙台市某区の地震計は本当に鈍感である。

暮らしの復旧のためにはもう一作業必要だ。

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安物買いのなんとやら

今週はディスプレイの位置と椅子の高さを上げて座っているときの手の角度を直角になるようにし、足の高さはノートパソコン置きに使っていた板と見なくなった漫画雑誌で調節とテレワーク環境整備に余念はない。

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